2月14日の日経平均株価は、前日の米株高の流れを引き継ぎ寄り付き上昇して始まりましたが、すぐに反落。その後は終日軟調な展開となりました。為替市場では円相場が前日の夕方時点よりも2円前後円高に振れていることから、週末ということもありリスク回避の売りが優勢の展開となり、日経平均株価は前日比312.04円安の39,149.43円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが56銘柄、値下がりが166銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、大塚ホールディングス〈4578〉、TDK〈6762〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ソニー〈6758〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、トレンドマイクロ〈4704〉、京セラ〈6971〉、TOPPANホールディングス〈7911〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は20億3,400万株と増加した一方、売買代金は4兆9,570.81億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、石油・石炭製品、電気機器、その他製品、銀行業、電気・ガス業などが上昇した一方、非鉄金属、医薬品、繊維製品、パルプ・紙、機械などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が高砂香料工業〈4914〉で+1,000円(+19.42%)の6,150円(ストップ高)、2位が三菱鉛筆〈7976〉で+406円(+17.99%)の2,663円、3位がライオン〈4912〉で+282円(+17.80%)の1,866円となりました。いずれも決算発表で好調な業績を示した企業が上昇しています。
一方、値下がり下位は、1位がミガロホールディングス〈5535〉で-1,500円(-19.31%)の6,270円、2位がエル・ティー・エス〈6560〉で-499円(-18.48%)の2,201円、3位がGENOVA〈9341〉で-217円(-15.87%)の1,150円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは52銘柄、年初来安値を更新したのは16銘柄でした。
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