2月17日の日経平均株価は方向感乏しく、前日終値を挟んで小幅にもみ合う展開。前日比24.82円高の39,174.25円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが83銘柄、値下がりが140銘柄、変わらずが2銘柄。指数は小幅に反発しているものの値がさ株によるところが大きく、構成銘柄の62.2%が下落しました。市場では151円台まで円高が進む為替市場やトランプ米政権による関税政策への警戒感がくすぶっており、リスク回避ムードが強まりやすい地合いとなっている模様です。
日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、アドバンテスト〈6857〉、ソニー〈6758〉、ファーストリテイリング〈9983〉、中外製薬〈4519〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、オリンパス〈7733〉、電通〈4324〉、TDK〈6762〉、信越化学工業〈4063〉、本田技研工業〈7267〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億7,800万株、売買代金は4兆3,941.19億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、ゴム製品、石油・石炭製品、その他製品、電気機器、銀行業などが上昇した一方、鉱業、精密機器、輸送用機器械、空運業、サービス業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がインフォマート〈2492〉で+63円(+19.81%)の381円、2位がユーグレナ〈2931〉で+80円(+18.56%)の511円、3位が日本マイクロニクス〈6871〉で+700円(+17.95%)の4,600円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がプラスアルファ・コンサルティング〈4071〉で-291円(-16.26%)の1,499円、2位がミガロホールディングス〈5535〉で-1,000円(-15.95%)の5,270円、3位がメドレー〈4480〉で-530円(-14.64%)の3,090円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは68銘柄、年初来安値を更新したのは38銘柄でした。
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