2月5日の日経平均株価は、前日の米株高を引き継ぎ上昇して始まりましたが、為替市場で円高が進むなか、指数は前日比マイナス圏に転落。その後は前日終値を挟んで狭いレンジでもみ合い、前日比33.11円高の38,831.48円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが98銘柄、値下がりが124銘柄、変わらずが3銘柄。個別では引き続き決算銘柄への物色が続いており、なかでも25年3月期の連結決算見通し(純利益)を上方修正したトヨタ自動車〈7203〉は、決算発表後に急伸して相場を下支えしました。
日経平均株価の寄与度上位は、バンダイナムコHD〈7832〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、コナミ〈9766〉、本田技研工業〈7267〉、KDDI〈9433〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、TDK〈6762〉、アドバンテスト〈6857〉、京セラ〈6971〉、テルモ〈4543〉、アステラス製薬〈4503〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は21億9,300万株となり前日と比べて増加した一方、売買代金は4兆7,836.66億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、海運業、その他製品、輸送用機器械、情報・通信、倉庫・運輸関連業などが上昇した一方、医薬品、空運業、陸運業、食料品、ガラス・土石製品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がプロトコーポレーション〈4298〉で+300円(+23.44%)の1,580円、2位が東京精密〈7729〉で+1,500円(+20.78%)の8,719円、3位がイリソ電子工業〈6908〉で+447円(+17.64%)の2,981円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がイビデン〈4062〉で-700円(-15.56%)の3,800円、2位が中国塗料〈4617〉で-213円(-8.81%)の2,206円、3位がコムチュア〈3844〉で-181円(-8.15%)の2,041円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは47銘柄、年初来安値を更新したのは32銘柄でした。
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