1月10日の日経平均株価は、前日比414.69円安の39,190.40円で取引を終え、3日続落となりました。中国事業の不振が嫌気されたファーストリテイリング〈9983〉が1銘柄で指数を301.85円押し下げています。そのほか、日本時間今夜10時半ごろ発表される12月米雇用統計の結果を控えて、国内では3連休が重なることもあり、当面の利益確定売りが出やすかったとみられています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが41銘柄、値下がりが183銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、TDK〈6762〉、KDDI〈9433〉、中外製薬〈4519〉、リクルートホールディングス〈6098〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、7&iHD〈3382〉、HOYA〈7741〉、NTTデータ〈9613〉、任天堂〈7974〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は17億3,600万株、売買代金は4兆2,835.12億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、その他製品、金属製品、精密機器、水産・農林業が上昇した一方、海運業、輸送用機器械、医薬品、保険業、銀行業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が久光製薬〈4530〉で+612円(+15.13%)の4,656円、2位がSansan〈4443〉で+246円(+11.19%)の2,445円、3位が三光合成〈7888〉で+64円(+10.56%)の670円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がGMOインターネット〈4784〉で-80円(-8.72%)の837円、2位がテイクアンドギヴ・ニーズ〈4331〉で-69円(-6.93%)の926円、3位が三井金属〈5706〉で-330円(-6.80%)の4,524円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは12銘柄、年初来安値を更新したのは35銘柄でした。
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