1月14日の日経平均株価は、寄り付きから下落すると、その後も下げ幅を拡大。半導体関連銘柄を中心に、一時は前営業日比900円近い下落となりました。この理由として、1月13日(月)に米政府が発表した「AI向け先端半導体を巡る輸出規制の見直し案」が挙げられています。これは、中国やロシアなどが米国の高度なAI技術を軍事強化に悪用することを防ぐための規制強化で、国や地域ごとに輸出の上限を設ける方針としています。こうしたなか、米エヌビディアなど半導体企業の販路が大幅に制限される可能性が警戒され、日経平均株価は前日比716.10円安の38,474.30円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが51銘柄、値下がりが169銘柄、変わらずが5銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、リクルートホールディングス〈6098〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、KDDI〈9433〉、中外製薬〈4519〉、良品計画〈7453〉、京セラ〈6971〉、ファナック〈6954〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は19億5,700万株、売買代金は4兆5,554.39億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、鉱業、保険業、石油・石炭製品、ゴム製品、医薬品などが上昇した一方、電気機器、機械、ガラス・土石製品、非鉄金属、電気・ガス業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がPR TIMES〈3922〉で+347円(+19.92%)の2,089円、2位がSMK〈6798〉で+337円(+13.74%)の2,790円、3位がインターアクション〈7725〉で+79円(+7.96%)の1,071円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が日本マイクロニクス〈6871〉で-540円(-12.13%)の3,910円、2位がサンウェルズ〈9229〉で-83円(-12.03%)の607円、3位が技研製作所〈6289〉で-198円(-11.74%)の1,489円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは2銘柄、年初来安値を更新したのは70銘柄でした。
【PR】資産形成ゴールドオンラインのおすすめ証券会社
■新NISAおすすめ銘柄&証券会社ランキング〈つみたて投資枠〉
■新NISAの「成長投資枠」…おすすめの使い方と銘柄選びのポイントは?
■iDeCoおすすめ銘柄・商品と金融機関ランキング【2024年版】
杉原 杏璃 氏登壇!
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
(入場無料)今すぐ申し込む>>
注目のセミナー情報
【海外活用】1月22日(水)開催
「世界の高利回り不動産」セミナー
「世界のビザ」最新情報も徹底解説
【資産運用】1月22日(水)開催
《2025年最新・資産形成術》
「新NISA・住宅/不動産・保険」を賢く活用
超実践的ノウハウ
【事業投資】1月23日(木)開催
決算直前の節税対策!
エコカリファンド
《建築資材の仮囲い》を使用した税効果について税理士が解説