日経平均は4日続落、どうした日本株!? 716.10円安の「38,474.30円」で取引終了…半導体関連銘柄が「大幅下落」した理由【1月14日の国内株式市場概況】

日経平均は4日続落、どうした日本株!? 716.10円安の「38,474.30円」で取引終了…半導体関連銘柄が「大幅下落」した理由【1月14日の国内株式市場概況】

2025年1月14日(火)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

1月14日の日経平均株価は、寄り付きから下落すると、その後も下げ幅を拡大。半導体関連銘柄を中心に、一時は前営業日比900円近い下落となりました。この理由として、1月13日(月)に米政府が発表した「AI向け先端半導体を巡る輸出規制の見直し案」が挙げられています。これは、中国やロシアなどが米国の高度なAI技術を軍事強化に悪用することを防ぐための規制強化で、国や地域ごとに輸出の上限を設ける方針としています。こうしたなか、米エヌビディアなど半導体企業の販路が大幅に制限される可能性が警戒され、日経平均株価は前日比716.10円安の38,474.30円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが51銘柄、値下がりが169銘柄、変わらずが5銘柄。

 

日経平均株価の寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、リクルートホールディングス〈6098〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、KDDI〈9433〉、中外製薬〈4519〉、良品計画〈7453〉、京セラ〈6971〉、ファナック〈6954〉となりました。

 

また、東証プライム市場の売買高は19億5,700万株、売買代金は4兆5,554.39億円となり、前日と比べて増加。

 

業種別では、鉱業、保険業、石油・石炭製品、ゴム製品、医薬品などが上昇した一方、電気機器、機械、ガラス・土石製品、非鉄金属、電気・ガス業などが下落しました。

 

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がPR TIMES〈3922〉で+347円(+19.92%)の2,089円、2位がSMK〈6798〉で+337円(+13.74%)の2,790円、3位がインターアクション〈7725〉で+79円(+7.96%)の1,071円となりました。

 

一方、値下がり下位は、1位が日本マイクロニクス〈6871〉で-540円(-12.13%)の3,910円、2位がサンウェルズ〈9229〉で-83円(-12.03%)の607円、3位が技研製作所〈6289〉で-198円(-11.74%)の1,489円で取引を終えました。

 

なお、年初来高値を更新したのは2銘柄、年初来安値を更新したのは70銘柄でした。

 

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