1月9日の日経平均株価は、終日軟調な展開となりました。朝方、「バイデン米政権がエヌビディアなどの企業による人工知能(AI)チップ輸出の規制を強化する計画」との報道を受け、アドバンテスト〈6857〉や東京エレクトロン〈8035〉など半導体関連銘柄が売られました。また、後場は海外短期筋とみられる売りから先物主導で一段安に。日経平均株価は前日比375.97円安の39,605.09円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが42銘柄、値下がりが181銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、リクルートホールディングス〈6098〉、TDK〈6762〉、レーザーテック〈6920〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、中外製薬〈4519〉、任天堂〈7974〉、NTTデータ〈9613〉、トレンドマイクロ〈4704〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億4,800万株、売買代金は4兆3,226.52億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、その他製品、医薬品、不動産業が上昇した一方、海運業、卸売業、保険業、輸送用機器械、非鉄金属などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がタムラ製作所〈6768〉で+41円(+8.06%)の550円、2位がブイキューブ〈3681〉で+14円(+7.78%)の194円、3位がネクステージ〈3186〉で+97円(+6.85%)の1,513円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がKLab〈3656〉で-29円(-17.26%)の139円、2位がマニー〈7730〉で-275円(-14.63%)の1,605円、3位がフィックスターズ〈3687〉で-305円(-14.39%)の1,814円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは13銘柄、年初来安値を更新したのは29銘柄でした。
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