情報ビジネスの四要素が揃えば、価格を間違えない限り成功する
私が最初に始めた副業ビジネスは大家業という「賃貸ビジネス」でしたが、最終的には「情報ビジネス」に落ち着きました。
私が所属しているコミュニティの仲間も、「物販ビジネス」「賃貸ビジネス」からスタートする人が多いのですが、最終的には「情報ビジネス」へと昇華していきます。その理由は前回の記事でお伝えしたとおりです。
そこで本稿では、私自身が情報ビジネスを実践してきた10年間の経験から得られた知恵をご紹介します。
情報ビジネスは、「コンテンツ」「コンサルティング」「集客」「ブランディング」の四要素からできています。この四要素が揃えば、価格設定を間違えない限り成功します。
コンテンツとは、情報やノウハウの中身を言語化したり映像化した教材です。誰もが最初は、自分のノウハウをコンテンツ化しようと考えます。再現性あるレベルまで言語化できれば、ブログやメルマガを書けるし、SNSで発信できます。体系化すればセミナーも開けるし、書籍化も夢ではありません。
次がコンサルティングです。コンテンツ通りにやっても普通は失敗するからです。言語化できない知識(暗黙知)も多いので、コンテンツだけでは伝わりません。試行錯誤を続ければいずれできますが、時間とお金がかかります。そこで、コンテンツを提供しながらコンサルティングするわけです。
3つ目が集客です。すでにお客さんがいる人は、コンテンツとコンサルティングだけで情報ビジネスは完結します。過去の人脈をそのまま活かせる人が典型例です。
でも、普通は顧客0からのスタートです。集客できなければ、どんなに素晴らしいコンテンツも、日の目を見ることはありません。闇雲な営業は非効率的ですから、マーケティングと宣伝(セールス)は必須です。本当に必要な人の手許に、ピンポイントで届けられるように、マーケットを分析して、見込み客に向けて口コミや、ブログやメルマガやFacebook広告などを活用しながらセールスするわけです。
しかしセールスだけでは信じてもらえません。そこで4つ目のブランディングが登場します。情報はモノと違って目に見えないので、モノ以上にブランド力が大切なのです。
とはいえ、本を出版するか、マスコミに取材される幸運に恵まれない限り、ブランディングは難しい。無名の個人の場合、選択肢は1つ。「巨人の肩に乗る」ことです。
似たノウハウはいくらでもあります。そこで、有名なメソッドに便乗します。有名なメソッドはブランディング済みですし、再現性もあります。そこに乗っかるのです。
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