11月1日の日経平均株価は、前日比1,027.58円安の38,053.67円で取引を終えました。
31日の米国市場でハイテク株が売られた流れを東京市場も引き継ぎ、半導体関連株を中心に幅広い銘柄に売りが出ました。
3連休を控え、日本時間の今晩に米国で10月の雇用統計とISM製造業景況指数の発表、11月5日に大統領選の投開票の重要イベントが相次ぐことから、保有株をいったん売却する動きがあったとの見方も。日経平均株価は1日を通じてジリジリ下落する展開になりました。
日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが26銘柄、値下がりが199銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉、レーザーテック〈6920〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、三菱電機〈6503〉、パナソニック〈6752〉、TDK〈6762〉、富士電機〈6504〉、旭化成〈3407〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は19億9,600万株、売買代金は4兆4,905.87億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、ガラス・土石製品のみ上昇し、非鉄金属、輸送用機器械、電気機器、化学、機械などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が三菱電機〈6503〉で+338.5円(+14.18%)の2,726円、2位がFPG〈7148〉で+285円(+12.00%)の2,660円、3位が東京鐵鋼〈5445〉で+530円(+9.78%)の5,950円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がレーザーテック〈6920〉で-3,860円(-16.44%)の19,615円、2位がソシオネクスト〈6526〉で-436.5円(-14.94%)の2,485.5円、3位がエンプラス〈6961〉で-1,000円(-14.41%)の5,940円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは14銘柄、年初来安値を更新したのは9銘柄でした。
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