日経平均、1,027.58円安の「38,053.67円」の大幅安で取引終了…“重要イベント”を控えて3連休を前に手じまい売りが加速か【11月1日の国内株式市場概況】

日経平均、1,027.58円安の「38,053.67円」の大幅安で取引終了…“重要イベント”を控えて3連休を前に手じまい売りが加速か【11月1日の国内株式市場概況】

2024年11月1日(金)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

11月1日の日経平均株価は、前日比1,027.58円安の38,053.67円で取引を終えました。

 

31日の米国市場でハイテク株が売られた流れを東京市場も引き継ぎ、半導体関連株を中心に幅広い銘柄に売りが出ました。

 

3連休を控え、日本時間の今晩に米国で10月の雇用統計とISM製造業景況指数の発表、11月5日に大統領選の投開票の重要イベントが相次ぐことから、保有株をいったん売却する動きがあったとの見方も。日経平均株価は1日を通じてジリジリ下落する展開になりました。

 

日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが26銘柄、値下がりが199銘柄。

 

日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉、レーザーテック〈6920〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、三菱電機〈6503〉、パナソニック〈6752〉、TDK〈6762〉、富士電機〈6504〉、旭化成〈3407〉となりました。

 

また、東証プライム市場の売買高は19億9,600万株、売買代金は4兆4,905.87億円となり、前日と比べて減少。

 

業種別では、ガラス・土石製品のみ上昇し、非鉄金属、輸送用機器械、電気機器、化学、機械などが下落しました。

 

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が三菱電機〈6503〉で+338.5円(+14.18%)の2,726円、2位がFPG〈7148〉で+285円(+12.00%)の2,660円、3位が東京鐵鋼〈5445〉で+530円(+9.78%)の5,950円となりました。

 

一方、値下がり下位は、1位がレーザーテック〈6920〉で-3,860円(-16.44%)の19,615円、2位がソシオネクスト〈6526〉で-436.5円(-14.94%)の2,485.5円、3位がエンプラス〈6961〉で-1,000円(-14.41%)の5,940円で取引を終えました。

 

なお、年初来高値を更新したのは14銘柄、年初来安値を更新したのは9銘柄でした。

 

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