日経平均は4日ぶりに反落、196.14円安の「39,081.25円」で取引終了…日銀の「金融政策決定会合」の内容は“想定の範囲内”か【10月31日の国内株式市場概況】

日経平均は4日ぶりに反落、196.14円安の「39,081.25円」で取引終了…日銀の「金融政策決定会合」の内容は“想定の範囲内”か【10月31日の国内株式市場概況】

2024年10月31日(木)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

10月31日の日経平均株価は、前日比196.14円安の39,081.25円で取引を終えました。

 

日銀は午後に金融政策決定会合を開き、現在の金融政策を維持することを発表。政策金利は0.25%に据え置かれ、想定どおりの結果となり、サプライズはありませんでした。

 

しかし、前日までの3日間で1,300円近く上昇していたことや、ドル円の為替相場が1ドル=153円台から152円台の円高に振れたことから、一時は445円安まで売られる形になりました。

 

日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが109銘柄、値下がりが111銘柄、変わらずが5銘柄。

 

日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉、京セラ〈6971〉、TDK〈6762〉、エムスリー〈2413〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、信越化学工業〈4063〉、フジクラ〈5803〉、大塚ホールディングス〈4578〉、リクルートホールディングス〈6098〉となりました。

 

また、東証プライム市場の売買高は21億9,100万株、売買代金は4兆9,740.59億円となり、前日と比べて減少。

 

業種別では、金属製品、海運業、陸運業、非鉄金属、鉱業などが上昇した一方、電気機器、パルプ・紙、卸売業、輸送用機器械、小売業などが下落しました。

 

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が東京鐵鋼〈5445〉で+705円(+14.95%)の5,420円、2位がJBCCホールディングス〈9889〉で+550円(+14.18%)の4,430円、3位が山九〈9065〉で+652円(+13.93%)の5,332円となりました。

 

一方、値下がり下位は、1位がストライク〈6196〉で-700円(-15.68%)の3,765円、2位がエムスリー〈2413〉で-248円(-13.53%)の1,585.5円、3位が九電工〈1959〉で-815円(-12.90%)の5,503円で取引を終えました。

 

なお、年初来高値を更新したのは30銘柄、年初来安値を更新したのは2銘柄でした。

 

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