10月22日の日経平均株価は、前日比542.64円安の38,411.96円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが25銘柄、値下がりが199銘柄、変わらずが1銘柄。
10月27日に日本の衆議院選挙、11月5日にアメリカ大統領選挙を控え、日米政治情勢の不透明感から積極的な買いが入りにくいとの声も。
そのような背景のなか市場で注目されたのが、日経平均株価の日足チャートの終値が始値を下回る「陰線(いんせん)」の連続回数。前日までに「9日連続」で陰線となっており、2012年に記録した「13日連続」を更新するのも近いのでは?と注目されていました。
結果は本日も陰線となり、これで10日連続。取引時間中に買いが続かない弱い相場が続いています。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、ダイキン工業〈6367〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、セイコーエプソン〈6724〉、味の素〈2802〉、キッコーマン〈2801〉、TDK〈6762〉、伊藤忠商事〈8001〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は16億8,400万株、売買代金は3兆8,079.86億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、海運業、ゴム製品が上昇した一方、機械、建設業、不動産業、証券業、銀行業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がラクーンホールディングス〈3031〉で+74円(+10.34%)の790円、2位がイオンファンタジー〈4343〉で+199円(+8.94%)の2,424円、3位が古野電気〈6814〉で+136円(+5.99%)の2,407円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がIDOM〈7599〉で-252円(-19.64%)の1,031円、2位がインソース〈6200〉で-74円(-7.11%)の967円、3位がメドレー〈4480〉で-255円(-6.20%)の3,860円で取引を終えました。
年初来高値を更新したのは10銘柄、年初来安値を更新したのは16銘柄でした。
なお、明日10月23日(水)には、大型IPO案件「東京地下鉄(東京メトロ)」〈9023〉の上場が控えています。
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