10月23日の日経平均株価は、一時38,000円割れの前日比307.10円安の38,104.86円で取引を終え、日足チャートでは11日連続の陰線となりました。ドル円の為替相場は1ドル=152円台の円安に進みましたが、最近は株価との相関関係が薄れているとの声も。
日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが54銘柄、値下がりが170銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、リクルートホールディングス〈6098〉、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、ディスコ〈6146〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、トヨタ自動車〈7203〉、デンソー〈6902〉、本田技研工業〈7267〉、アサヒグループホールディングス〈2502〉、スズキ〈7269〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は16億7,900万株、売買代金は3兆5,155.29億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、輸送用機器械、食料品、不動産業、石油・石炭製品が上昇した一方、サービス業、海運業、銀行業、機械、小売業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がブックオフグループホールディングス〈9278〉で+156円(+11.87%)の1,470円、2位がコニカミノルタ〈4902〉で+53.8円(+11.22%)の533.3円、3位が東京建物〈8804〉で+141.5円(+6.10%)の2,463円となりました。
値下がり下位は、1位がエラン〈6099〉で-58円(-6.20%)の878円、2位が日比谷総合設備〈1982〉で-210円(-5.75%)の3,445円、3位がパルグループホールディングス〈2726〉で-176円(-5.55%)の2,994円で取引を終えました。
年初来高値を更新したのは8銘柄、年初来安値を更新したのは22銘柄でした。
なお、本日東証プライム市場に上場した「東京地下鉄(東京メトロ)」〈9023〉は、公開価格1,200円に対して1,630円の初値がつき、終値は1,739円。東証プライム市場では売買代金トップとなり、注目度の高さが伺えました。
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