9月20日の日経平均株価は、米国景気の先行きに楽観的な味方が広がるなか、終日堅調となりました。NY時間19日に発表された米失業保険の新規申請件数が市場予想よりも少なかったことなどから、米株主要3指数がそろって上昇したほか、フィラデルフィア半導体指数は4%超の大幅高となっていました。こうしたなか、本日の国内株市場でも半導体関連を中心に主力銘柄が買われ、日経平均株価は一時800円超上昇しました。その後、日銀金融政策決定会合後の植田日銀総裁の記者会見を前に、大引けにかけてやや上げ幅縮小したものの、指数は前日比568.58円高の37,723.91円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが160銘柄、値下がりが63銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、ファナック〈6954〉、アドバンテスト〈6857〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、NTTデータ〈9613〉、キッコーマン〈2801〉、セコム〈9735〉、ZOZO〈3092〉、トレンドマイクロ〈4704〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は23億5,300万株、売買代金は5兆9,244.04億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、石油・石炭製品、非鉄金属、電気機器、鉱業、銀行業などが上昇した一方、電気・ガス業、陸運業、海運業、倉庫・運輸関連業が下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がエラン〈6099〉で+150円(+17.61%)の1,002円、2位が水戸証券〈8622〉で+47円(+11.11%)の470円、3位がタツモ〈6266〉で+263円(+9.84%)の2,935円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が西武ホールディングス〈9024〉で-459円(-12.47%)の3,221円、2位がミガロホールディングス〈5535〉で-202円(-10.28%)の1,763円、3位がSANKYO〈6417〉で-155.5円(-7.12%)の2,030円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは56銘柄、年初来安値を更新したのは1銘柄でした。
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