9月24日の日経平均株価は、連休中の米株高や円高一服等が好感され、朝方から大幅高、一時703円高の3万8,427円15銭まで買われました。しかし、買い一巡後は戻り待ちや利益確定の売りに押され、上げ幅を縮小。日経平均株価は前日比216.68円高の37,940.59円で取引を終えています。指数の上値が抑えられた要因として、節目の3万8,000円前後は売買ボリュームの大きい価格帯であることから、この水準では売りが出やすかったと見られています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが142銘柄、値下がりが81銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、TDK〈6762〉、中外製薬〈4519〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、NTTデータ〈9613〉、ソニー〈6758〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、第一三共〈4568〉、ニトリ〈9843〉、レーザーテック〈6920〉、エーザイ〈4523〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は16億9,600万株、売買代金は4兆3,014.61億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、海運業、保険業、電気・ガス業、非鉄金属、精密機器などが上昇した一方、空運業、陸運業、医薬品、サービス業、小売業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がセレス〈3696〉で+300円(+22.68%)の1,623円、2位がさくらインターネット〈3778〉で+545円(+13.16%)の4,685円、3位が日本製鋼所〈5631〉で+441円(+9.93%)の4,881円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が島精機製作所〈6222〉で-127円(-9.49%)の1,211円、2位がジャパンディスプレイ〈6740〉で-2円(-8.33%)の22円、3位がMacbee Planet〈7095〉で-214円(-7.09%)の2,806円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは52銘柄、年初来安値を更新したのは3銘柄でした。
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