残される家族とコミュニケーションを
Aさんには生きているうちに自宅を売却して、新しく賃貸住宅に住む方法以外にも、自宅の価値を利用してまとまった資金を得る方法などさまざまな選択肢があります。ただ、どれを選ぶかについては、相続の問題や老後に介護状態になった際にはどうするのかといった細かいことまで視野に入れて考えることが大切です。
自宅を生前に売却する際には、1度子どもたちとじっくりと話し合い、最終的にどうするかを決めるようにしましょう。子どもたちなど、残される家族の立場の人が「そんなの聞いていなかった」とならないためにも、まずはきちんとコミュニケーションをとることをおすすめします。
新井智美
トータルマネーコンサルタント
CFP
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