公式の統計には載らない“非公式な”マネーの動き
結婚式のこぼれ話。参加者はご祝儀として「紅包」(ホンバオ)を渡すが、今回は新郎側から「お返し」をもらった(この地域の風習らしい)。包まれたのは200元。
中国では、お金は経済活動のみならず家族や社会の潤滑油。統計上はなかなか見えないマネーの動きが経済を刺激する。引き出物として布団などの日用品が配られるのも面白い。
くじ引き大会も開かれ、知り合いは美的集団(000333)製の電子レンジをゲットした。ヒト・モノ・カネが動き始めた中国。「一切才剛剛開始」(すべては始まったばかり)。リオープンはこれからが本番だ。
奥山 要一郎
東洋証券株式会社
上海駐在員事務所 所長
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】