(※写真はイメージです/PIXTA)

大阪でのワンルームマンション投資が注目を集めています。なかでも特に狙い目のエリアはどこなのでしょうか? 本記事では、不動産のプロ毛利英昭氏が、大阪でワンルームマンション投資をする際の狙い目エリアを紹介していきます。

■福島区

北区の西側に隣接する区で、JR大阪環状線でも大阪駅の西隣が福島駅です。近年、西梅田エリアの再開発が進んだこともあり、1990年代以降、タワーマンションが相次いで建設された注目のエリアです。

 

福島区もエリアによって街の性格が異なり、区の東側に位置するJR福島駅周辺と区のほぼ中央にある阪神の野田駅周辺が、それぞれのエリアの核になっています。JR福島駅周辺は評判の飲食店が集まる人気エリアで、比較的、カジュアルな店舗が多く、若い単身世帯にとっては暮らしやすい街といえます。

 

2008年には旧大阪大学医学部附属病院の跡地に「ほたるまち」という大型商業施設がオープンし、朝日放送やABCホール、大学サテライトキャンパス、スーパー、レストラン、カフェ、スポーツジムといった施設が入居して、活気づいています。西梅田エリアが徒歩圏内であることから、ビジネス街としても人気が高まっています。

 

[画像5]ほたるまち

 

一方、阪神の野田駅にはショッピングモールが直結しているものの、周辺は商店街や小規模店舗が集まる下町エリアです。また、西隣の此花区にかけての湾岸エリアは戦前から町工場の集積地として知られ、パナソニックもこのエリアで創業されています。

 

ちなみに、牛丼チェーンの𠮷野家は、創業者がこのエリアの吉野という町の出身であったことにちなむそうです。

 

■西区

近年、最も人口が増えているのが西区です。北区と福島区、中央区とも隣接しているため、中心部へのアクセスが便利で、古くから市街化されていたことからマンションも多いエリアです。

 

[画像6]靭公園

 

[画像7]靭公園周辺のオフィス街

 

なかでも人気が高いのは堀江や靭公園周辺で、1990年代後半から2000年代にかけて、近隣にタワーマンションが建ちはじめ、オフィス街にスーパーが出店しだしたあたりから若いファミリー層を中心に人口が増えました。

 

また、もともと堀江は家具店の集積するエリアであったことから、高級インテリア店や若者向けのセレクトショップ、ギャラリーなども進出しはじめ、独特のスマートさを感じさせるエリアに変貌しています。

 

2015年から2045年までの人口変動率予測によれば、西区の人口増加率は26.4パーセント増で、大阪市内では最も人口が増えると予測されています。とくに、若い世代の女性から人気が高いのは見逃せないポイントで、不動産投資の対象としては魅力的なエリアです。

 

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※本連載は、毛利英昭氏の著書『大阪だから成功する「マンション投資」』(PHP研究所)より一部を抜粋・再編集したものです。

大阪だから成功する「マンション投資」

大阪だから成功する「マンション投資」

毛利 英昭

PHP研究所

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