(※写真はイメージです/PIXTA)

「司法書士」といえば、まさに相続のプロというべき資格の一つ。しかし佐伯知哉氏(司法書士法人さえき事務所 所長)は、「生前贈与」の相談は結局「しない」という選択に行きつくことが多く、あまり司法書士の仕事にならないといいます。その理由を、生前贈与の問題点や、生前贈与の必要性の両面から見て行きましょう。

 

まとめ

最後に、ここまでの内容をまとめます。

 

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●贈与税は原則として税金がものすごく高いので、まずは課税の問題をよく検討する

●不動産の名義変更を対価なしの無償で行う場合には、贈与契約が必要

●贈与契約には当事者の意思が必要

●生前贈与する意味があるのかどうかは、専門家によく相談する

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以上、本稿では「生前贈与のよくある問題」と「生前贈与の必要性」という側面から、生前贈与の相談があまり司法書士の仕事にならない理由を解説しました。

 

素人判断で生前贈与してしまうと、税金がとんでもないことになったり、本来はする意味がなかったのに余分な費用だけかかってしまったりなどの事態が起こり得ます。生前贈与を検討する場合は、税金や不動産の名義変更など、法律面のことも含めて専門家に相談することをおすすめします。

 

【動画/生前贈与の相談がほとんど司法書士の仕事にならない理由】

 

佐伯 知哉

司法書士法人さえき事務所 所長

 

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