怒りをぶつけて欲求不満を解消?
▶見下すような態度をとられる
お店の店員を見下して馬鹿にしたり、些細なことをあげつらうのは、日常生活で承認欲求が満たされていないから。
怒りをぶつけて相手を従わせることで、「自分の存在や能力を認めてもらえる機会がない」という欲求不満な状態を解消しているのです。
彼らにすると、「お店ではお金を払えば店員さんから客として認められている」「お店にとって自分は必要な存在」という認識です。
彼らにとってお店は、承認欲求が満たされ、劣等感が解消できる大事な場なのです。ある意味とてもかわいそうな人たちですが、対応する側はつらいですね。
しかし、最もよくないのは、こちらもイラっとしてしまうことです。
正面からぶつかってしまうと、劣等感を刺激された相手はさらに怒りだします。
相手が怒れば怒るほど、あなたにとってめんどくさい事態になるので、
「承認欲求が満たされず、欲求不満なかわいそうな人だ」
と思いながら聞き流しておきましょう。
「お客様だからって何を言ってもいいと思ってるの?」
と感じるかもしれませんが、あなたが自分の態度に反応しないと分かれば、相手はおもしろくないと感じてターゲットを変えるでしょう。
このような人たちは、ひどい劣等感を持っているため、ちょっとしたひと言や態度で「否定された」と感じてしまいます。
下手に刺激すると、余計に時間とエネルギーを消耗するだけです。
「この接客が終わったらコーヒーを飲もう」など、終わった後の姿をイメージしながら受け流してみてください。
井上 智介
産業医
精神科医
健診医
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