効果的な「弁護士」「警察」という言葉
■こんな時どうしたらいい? シーン別対処法
▶キレて話が通じない
完全にキレてしまっていて、言っていることも支離滅裂、しかもあなたには全く非がない……。
このような人の対応をしなければならないのは、とんだ災難ですね。
基本はクレーマーへの対処方法と同様に、「要求をのまない」「自分個人への批判だと思わない」「対応するのは1人あたり10分まで」ですが、それでも収まらない時もあるでしょう。
共感しても、人を変えても、怒りが収まるどころかヒートアップし、金品を要求されたり、損害賠償、慰謝料請求というワードまで飛び出すことも。
そのようなことを持ち出されると、パニックになってしまうと思いますが、このような場合に効果てきめんなひと言があります。
それは、「顧問弁護士に相談させていただきます」です。
「えっ、うちには顧問弁護士なんていないけど……」という方も大丈夫。「弁護士」というワードをちらつかせることで話を切り上げることが目的なので、本当にいなくてもいいのです。
弁護士のほかに、警察という言葉も効果的ですよ。
「顧問弁護士に相談してから回答しますので、ご連絡先を教えていただけますか?」と、相手の個人情報を確認するそぶりを見せると、さらにプレッシャーを与えることができます。
意味もよく分からないまま「損害賠償」「慰謝料」などと騒いでいるクレーマーもいますが、実際そのようなことで訴えを起こしたとしても、不利になるのは相手のほう。あなたが堂々と対応すれば、ひるんだ相手は自然に引いていくでしょう。
ことを荒立てるようで気が引けるかもしれませんが、こうした相手に遠慮は無用です。むしろ、こちらが強気に出なければ止まらないと思っておいていいでしょう。
【オンライン開催(LIVE配信)】希望日時で対応(平日のみ)
「日本一富裕層に詳しい税理士」による無料個別相談セミナー
富裕層の相続対策から税金対策の悩みを一挙解決!
詳しくはこちら>>>