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部下の「コンディション」を把握する方法
当たり前ですが、人のコンディションというのは常に変化しています。
たとえば、睡眠不足が続けば体調が悪化するでしょうし、職場や家庭での人間関係で揉めごとがあれば、仕事にも影響するでしょう。
そこで、「コンディション」を簡単に把握できる方法をご紹介します。
コンディションとは、「心の状態と体の状態」のことです。
これらは「数値化」することで、客観的に把握しやすくなります。
具体的には、
①今、「心の状態」は10点満点中、何点か?
②今、「体の状態」は10点満点中、何点か?
を明確にすればいいだけです。
定期的に、部下に自己採点してもらいましょう。
私のクライアントさんのなかには、毎朝の出勤時に点数をつける仕組みにしている社長や、面談のときに点数をつけてもらっているマネージャーもいます。
注意点が2つあります。
「心の状態」の注意点は、その時々の点数の「高さ・低さ」だけに注目しないこと。
一時的な点数の高い低いではなく、継続的に観測していくことで、より相手のことを知ることができます。
たとえば、自己肯定感の低い部下の場合は、「心の状態が常に3点」ということもあります。その場合は、3点という点数の低さに注目してもあまり意味がありません。その人にとっては「3点」が「スタンダード」なのです。
注目すべきなのは、3点以外の点数になったとき。つまり、2点や5点になったときです。
特に、自己肯定感が低い人が点数を下げた場合は、危険信号です。仕事でいえば、
「業務や人間関係でトラブルや悩みを抱えすぎていないか?」
「業務時間、業務量、業務の難易度に問題はないか?」
「仕事でないにしても、プライベートで大きな問題を抱えていないか?」
などを把握する必要があります。また、必要に応じて、人事に報告したり、カウンセリングの受診を促したりしてください。
一方、自己肯定感が低い人が点数を上げていた場合には、その人の価値観などがわかることがあるので、どんな要因で点数が上がったのか把握するといいでしょう。
「体の状態」の注意点は、3点以下の場合は早急に対処しないといけないことです。
急激に点数が下がった場合には、「業務時間、業務量、業務の難易度に問題はないか」などを確認しましょう。
「心の状態」と「体の状態」の点数を定期的に把握することで「部下を知る」きっかけがつかめますので、ぜひ実践してみてください。
大平信孝
株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役
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