物件を高く売るには業者選びのコツがある
次は都会の商業ビルの売却という少し特殊な事例です。
◎売却事例 商業ビルの高額売却に成功!
Iさん会社経営(50代/女性)
物件概要
2011年購入・2019年売却/RC造・H5年築・ビル
物件所在地:東京都墨田区/購入金額:約3億円/売却金額3億8000万円/利回り9%/キャッシュフロー:月額285万円/融資:都市銀行
Iさんは手広く事業を行っている女性です。収益不動産は時期をみて入れ替えをしているとのことで、定期的に売買しているそうです。
今回は、資産整理ということで売却相談に見えました。
物件は東京都墨田区にあり某駅から徒歩10分ほどにあります。
すべて事務所で一部空室はありましたが、管理会社から言われるがまま手直しをしていたこともあり、そこそこキレイな物件でした。
この物件に関しては、購入時には携わっていないため詳しくは分かりませんが、3億円程度の抵当権が都市銀行で設定してあったので、それなりの資産をお持ちの方だと思います。
場所も悪くはなく手入れもしてある物件で、売却希望価格を聞いてみると、当社の査定よりも低い金額でした。どうやら地元の不動産業者からの査定のようです。
そこで、希望金額より高い査定額で売りに出したところ、1.5か月ほどで買主さんを見つけることができました。
買主さんは、自分で使える事務所ビルを探していた方で、自己使用したいオフィスは現在埋まっているものの、退去したら自分で使うことも考えての購入を決意されました。融資は地元の信金です。
Iさんには喜んでいただきまして、他にも多くの不動産を保有しているので、また売却する時は声を掛けると言われております。
このケースで言えることは、地元の不動産業者と私たちのような投資専門の会社では、査定額に差が出ることも多々あります。
もちろん、地域や物件の特徴にもよるため必ず高く売れるとは限りませんが、投資物件であれば地元に強い会社だけに頼らず、私たちのような投資専門の会社にも相談されることをオススメします。
新川 忠義
株式会社クリスティ代表取締役
富士企画株式会社代表取締役
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