「本を出版したい」という目標を掲げた結果。(※写真はイメージです/PIXTA)

「ぶっとんだ目標」が自分の未来を変えます。華々しいキャリアもこれといった成果や実績も、人脈も人望もないごくごく普通のサラリーマンが「ぶっとんだ目標」を立てました。それは20年の時を経て、すべて実現しました。エグゼクティブコーチの大平信孝氏が著書『部下は動かすな。』(すばる舎)で解説します。

自分を知る「過去、現在、欲望、未来」

一度で完璧に魅力的な「ぶっとんだ目標」をたてる必要はありません。

 

はじめて「ぶっとんだ目標」をたてる方は、かける時間は最大でも30分までにしてください。30分かけて出てきたものの中から、ベターなものを3つから5つ選んで、仮の「ぶっとんだ目標」としてください。

 

4割の出来でも仮の目標をたてて行動しながら軌道修正していくほうが、完璧に納得できる目標ができるまで待つより早く目標が明確になるし、実現もできるからです。

 

▶ステップ3:目標をブラッシュアップする

「目標はたてたら終わり」ではありません。少なくとも月に1回は目標を見返し、自分にとって魅力的な目標になるように、少しずつブラッシュアップしていきましょう。

 

目標をブラッシュアップする方法をお伝えします。

 

あなたは、心が躍りだしてしまうくらい目標に引き込まれていますか?

実現した状態をイメージすると、足取りが軽くなりますか?

 

これを月に1回、問いかけてみましょう。その答えがイエスで、リアルに臨場感をもって目標をイメージできるなら、目標実現率は高いです。

 

より具体的には、今すでにある夢や目標を「組み合わせる」か「分解する」と、より魅力的な目標になることがあります。

 

以前、目標設定セミナーに参加してくださったDさんは「彼女が欲しい」「自転車で日本一周してみたい」という思いがありました。

 

でも、本人はそれほどワクワクしていませんでした。

 

そこで、「両者を組み合わせたら、どうですか?」と私はアドバイスをしました。「彼女と一緒に、自転車で日本一周!! これはすごくいい!!」と、Dさんの「ぶっとんだ目標」が完成しました。

 

また、別の機会に目標設定セミナーに参加してくださったFさんの事例も紹介します。Fさんは「いつか世界一周旅行をしたいな」という夢がありましたが、夢が壮大すぎて、どこから手をつけていいかわからずに止まっていたそうです。

 

そこで、「まずは、どこか一部のエリアに絞ってみたらどうですか?」と私はアドバイスをしました。

 

「では、まずはヨーロッパ一周にします。あ、これなら今から準備すれば3年以内には実現できそう! 急にワクワクしてきました!!」とFさんの「ぶっとんだ目標」が生まれました。

 

「ぶっとんだ目標」のより詳しいたて方は、拙著『先延ばしは1冊のノートでなくなる』(大和書房・だいわ文庫)にゆずるとして、今すでにある夢や目標を「組み合わせる」「分解する」で、ブラッシュアップしていきましょう。

 

ぜひ、あなたにとって心底実現したいと思える「ぶっとんだ目標」をたててみてください。そうすることで、あなたの「行きたい未来」を知ることができます。

 

ここまで、「過去、現在、欲望、未来」という切り口で、「自分を知る」方法をお伝えしました。

 

「自分を知る」ことができると、部下に対しての洞察や理解、共感する力も高まります。これはつまり、自己理解が深まれば深まるほど、他者理解への洞察も深まっていくということです。

 

リーダーシップ発揮やチームマネジメントに課題を感じているときこそ、まずは「自分を知る」に取り組んでみてください。

 

大平信孝
株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役

 

 

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    ※本連載は、大平信孝氏の書籍『部下は動かすな。』(すばる舎)から一部を抜粋し、再編集したものです。

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