(※写真はイメージです/PIXTA)

年間約7,000万円のコストカットに成功した病院も存在するなど、大幅なコスト削減が期待できるカルテの電子化。一方で、電子カルテを導入している日本の中小病院はわずか4割程度と、株式会社アリオンシステム代表取締役社長の山本篤憲氏はいいます。電子カルテが普及していないさまざまな原因のなかでも特に深刻な3つに絞り、医療業務効率化に詳しい山本氏が解説します。

導入・維持コストを大幅に削減する次世代電子カルテ

業務の効率化やコストカットの可能性は十分感じていながらも、導入が進まない理由にはさまざまなものがあります。

 

ただ、感情面はともかく物理的に最も大きな導入への障壁である「導入費」と「リソース問題」については、画期的な解決方法が登場しています。それが、クラウド型電子カルテと呼ばれるものです。

 

電子カルテシステムをクラウド型で導入すると、導入費もランニングコストも半分以下、あるいはそれよりも大幅に削減することが可能になります。

 

 

山本 篤憲

株式会社アリオンシステム

代表取締役社長

 

※本連載は、山本篤憲氏の著書『病院を発展・黒字化させる 電子カルテイノベーション』(幻冬舎MC)より一部を抜粋・再編集したものです。

病院を発展・黒字化させる 電子カルテイノベーション

病院を発展・黒字化させる 電子カルテイノベーション

山本 篤憲

幻冬舎メディアコンサルティング

日本の病院の約4割は慢性的な赤字経営に苦しんでおり、高い人件費率がいちばんの原因になっています。その解決策として挙げられるのが、電子カルテの導入による業務効率化ですが、中小病院の約6割がいまだ導入に踏み切ることが…

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