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格好のターゲットになる「自信のなさ」
■めんどくさい上司から自分を守るコツ―精神的に余裕がある印象を持たせる
めんどくさい人を前にした時、次のような対応をしていると、自信がなさそうに見え、格好のターゲットになってしまいます。
あてはまっているところがないか確認してみましょう。
●おどおどしている
●おびえている
●相手の機嫌をとる
●何も発言しない
●過度に謙遜する
相手に苦手意識を持っていたり、うまく付き合おうとすると、どうしてもこのような対応になりがちですが、それでは相手の攻撃を助長してしまいます。
すぐに改めるのは難しいかもしれませんが、相手のご機嫌をとるのをやめ、精神的に余裕があるように見せる努力をする必要があります。
そんなことを急に言われても……と思うかもしれませんが、ここで重要なのは「見せかける」こと。性格まで変える必要はありません。
次の4つを実践して、印象が変わるよう心掛けてみましょう。
①ゆっくり低い声で話す
『人は見た目が9割』という書籍がありますが、見た目の中に声も含まれていることをご存じでしょうか。
実は、人の印象の4割は声によって決まると言われているほど、声はあなたのイメージを左右しています。
たとえば、声が高い人は明るく、若々しい印象を与えますが、頼りがいや強さはあまり感じられないのではないでしょうか。
また、話すスピードが速いと、どうしても落ち着きがなく感じられますよね。一方、ゆっくり低い声で話すことは、落ち着いた印象を与えるだけでなく、工夫次第で人を寄せ付けない威厳を感じさせることも可能です。
突然性格を変えることはできませんが、声のトーンと話すスピードを意識することは、今日からでもできますね。
めんどくさい人に「近寄りがたいな」「簡単にはなびかなさそうな人だ」と印象
づける方法として、4つの中では最も実践しやすいものだと思います。