「上司のお願いをきっぱりと断れる」NOといえる魔法の言葉【産業医が解説】 (※画像はイメージです/PIXTA)

めんどくさい人から自分を守るには「ノーと言える人物」だと認識される必要があります。悩める会社員と産業医が試行錯誤する中で見出したという、最も波風を立てずに断れるマジックワードあるといいます。産業医の井上智介氏が著書『職場のめんどくさい人から自分を守る心理学』(日本能率協会マネジメントセンター)で解説します。

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上司のお願いをきっぱり断れるマジックワード

■波風立てずにむちゃぶりを回避するマジックワード

 

ここまで、めんどくさい人から自分を守るコツをお伝えしてきましたが、確実な安全圏に身を置くためには、めんどくさい人に「ノーと言える人物」だと認識される必要があります。

 

めんどうくさい上司から自分を守る3つのコツを実践していけば、徐々にそのようなイメージを作ることができるのですが、相手もどうにかして自分の要求を飲ませようとしますし、上司・部下という関係である以上、きっぱりと断ることができないこともあるでしょう。

 

そうした時に試していただきたいのが、

 

「これはちょっと……」

 

というセリフです。

 

これは、私が産業医として悩める会社員の皆さんと試行錯誤する中で見出した、最も波風を立てずに断れるマジックワードです。

 

たとえば、めんどくさい上司から業務時間外の仕事を任されそうになった時に、「これはちょっと……」と言って、最後まで言い切らずにぐっと我慢して言葉を濁してみましょう。

 

そうすると相手は、「ちょっと急すぎたか」「難しいか」など、あなたの話を推測して、その先を話してくるでしょう。

 

そうなれば、あなたはただ相手の言葉に乗っかればいいだけです。

 

「はい、ちょっと難しいですね」

 

などとあわせておけば、相手は自分が言い出したこともあり、すんなり納得してくれることが多いのです。

 

もしも、「ちょっと……何?」と聞かれた場合は、

 

「お引き受けしたいのですが、ほかの業務も立て込んでいるので、提出が来週の月曜日になりそうです」

 

など、やる気はあるが、相手の希望の日時までにできない旨を伝えましょう。

 

一方的に断るのではなく、相手に判断を委ねる形にすることで、心証を損ねずに自分自身を守ることができます。

 

少しの工夫で、めんどくさい上司からの攻撃をかわすこともできるのです。

 

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産業医 精神科医 健診医

島根大学医学部を卒業後、現在は産業医・精神科医・健診医の3つの役割を中心に活動している。産業医としては毎月30社以上を訪問し、精神科医としては外来でうつ病などの精神疾患の治療にあたっている。その一方で、多くの人に「おおざっぱに笑ってラフに生きてほしい」という思いを込めてブログやTwitter などでも積極的に情報発信を行っている。著書には『ストレス社会で「考えなくていいこと」リスト』(KADOKAWA)や『職場の「しんどい」がスーッと消え去る大全』(大和出版)などがある。

著者紹介

連載「仕事の悩みは人間関係が8割」職場の心理学

※本連載は井上基介氏が著書『職場のめんどくさい人から自分を守る心理学』(日本能率協会マネジメントセンター)から一部を抜粋し、再編集したものです。

職場のめんどくさい人から自分を守る心理学

職場のめんどくさい人から自分を守る心理学

井上 智介

日本能率協会マネジメントセンター

「仕事の悩みは人間関係が8割」だといいます。 職場ではさまざまな人と関わる必要があり、仕事の関係上、自分が人間関係を選ぶことも難しい。自分に都合の悪いことは無視する上司、融通がきかない部下、承認欲求が強く、自己…

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