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「今の現金残高」を知っておく
資金繰りの視点で言うと、経営者が把握しておかなければならない数字がもう一つある。それは、手持ちの現金の額。つまり「今、手元にいくらあるか」。
経営者は誰もが売上や利益目標を立てる。しかし、保有する現金の金額目標を立てている人はほとんどいない。会社が生き残るか倒産するかの分かれ道は、売上でもなく利益でもなく、現金が回るか回らないかである。
そのため、経営の安定と持続的な会社の成長を目指すのであれば、いくら稼ぐか(売上、利益)のみならず、いくら現金を持つかを考え、目標として意識することが重要。
ちなみに私はスマホでいつでも預金残高を確認できるようにしている。
先月より預金は増えているのか、減っているのか確認し、気になる増減があれば、すぐに原因を解明するようにしている。
菅原 由一
SMGグループ CEO
SMG菅原経営株式会社 代表取締役
SMG税理士事務所 代表税理士
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