VR・バーチャルオフィス導入のメリット
VRオフィスやバーチャルオフィスは、すでに身近へと迫ってきています。では、これらを導入することにより、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
メリット
VRオフィスやバーチャルオフィスを導入するメリットには、次のものが考えられます。
地域を問わず採用できる従業員が勤務先を選択する際には、勤務地も重要なポイントとなります。事情により実家から離れられないケースや、地元に残って仕事がしたいケース、家族の転勤で海外に居住しているケースなど、さまざまな理由があるためです。
しかし、VRオフィスやバーチャルオフィスであれば、地域を問わずに優秀な人材を採用することが可能です。また、VRオフィス内で、多言語が同時翻訳されるシステムも開発されているとのことであり、言語の壁も超えることができるかもしれません。
現実のオフィスを増やすことなく世界中から優秀な人材を集めることも夢ではないでしょう。
■新型コロナなどの感染症が拡大しても業務が継続できる
コロナ禍においては、多くの企業で事業活動の停止や縮小に追い込まれました。これを機に、急ピッチでテレワークやオンライン会議などのシステムを整えた企業も少なくありません。
しかし、平時からVRオフィスやバーチャルオフィスを導入していれば、いざ感染症が拡大した際などにも通常どおり業務を継続することが可能です。
■高額なオフィス賃料が不要になる
多くの従業員が集まることのできるオフィスを借りようとすると、大きな費用が掛かります。優秀な人材を多く集めるためにはある程度通勤しやすい立地である必要であるため、都心の高価なオフィスを借りざるを得ない場合もあるでしょう。
しかし、VRオフィスやバーチャルオフィスを導入することにより、現実世界でのオフィスは不要となります。これにより、高額なオフィス賃料の負担を軽減することが可能です。
デメリット
一方で、VRオフィスやバーチャルオフィスの導入には、デメリットも存在します。主に次のようなものがあります。
■対面と比べてコミュニケーションが取りにくい可能性がある
VRオフィスやバーチャルオフィスは、従来のオンライン会議システムと比べてコミュニケーションが取りやすいとされています。
しかし、それでも当面は、現実で対面するのとまったく同じようにコミュニケーションが取れるとまでは言いづらいでしょう。この点は、今後のさらなる技術の発展に期待したいところです。
■セキュリティ保護されたインターネット環境の整備が必要
VRオフィスやバーチャルオフィスを導入する際は、仮想空間のオフィスに出勤する従業員それぞれのパソコンやインターネット環境について、より強固なセキュリティ対策が必要です。
現実世界のオフィスで、仮に受付でのセキュリティをすり抜けてオフィス内や会議室に不審者が入ってきた場合、当然ながら従業員がそのことに気づき対処することができるでしょう。
しかし、仮にセキュリティの甘い従業員のパソコンが乗っ取られたりインターネットのセキュリティが突破されたりして、従業員のアバターに成りすました不審者が仮想空間のオフィス内や会議空間に入ってきた場合は、気づくことができない可能性があります。
知らないうちに機密情報が外部に漏れていたなどの事態を避けるため、セキュリティにはより注意する必要があるでしょう。
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