周囲への影響が「赤字社員」と「黒字社員」分かれ目
C「周囲に貢献した利益相当額」
「周囲に貢献した利益相当額」ですが、これはあなたのサポートで周囲の方が恩恵を受け、その結果、会社の利益に貢献した額です。
同僚の仕事をラクにして、その分の時間コストを削減し、会社の利益に貢献したり、トップ営業マンが自分の成功ノウハウをより多くの同僚に教え、自分だけでなく同僚の売上も増えて、会社の利益に貢献したりするようなケースです。
これは、ちょっとした仕事であっても、実は会社に与える利益相当額はとても大きくなります。なぜなら、その額は恩恵を受ける人の数に比例して大きくなるからです。
周囲に貢献した利益相当額 × 人数 = C(円)
D「周囲に迷惑をかけた損失相当額」
「周囲に迷惑をかけた損失相当額」ですが、これはあなたが周囲に迷惑をかけてしまい、その結果、会社に損失を与えてしまった額です。これも、あなたが貢献した粗利益から当然マイナスになります。
同僚の仕事をムダに増やしてしまい、その分の時間コストを発生させたり、パワハラなどで退職者を増やしたり、部署内のモチベーションを低下させたりして、会社に大きな機会損失を発生させるようなケースです。
これは、自分では気づいていないことが多いですが、会社に与えてしまう損失相当額はとても大きくなります。こちらも、迷惑を被った人の数に比例して大きくなるからです。
周囲に迷惑をかけた損失相当額 × 人数 = D(円)
「利益貢献倍率」
AからDまでの合計額を、あなたが会社からもらっている給与で割ってください。それが、あなたの利益貢献倍率です。この利益貢献倍率が3倍よりも大きいこと、これが黒字社員の条件です。
利益貢献倍率 =(A + B + C + D)÷ (あなたの給料)…計算結果が3よりも大きければ黒字社員!
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