長男は東京大学に現役合格、次男は京都大学に現役合格、長女はロンドン大学UCLに現役合格……母学アカデミー代表の河村京子氏は書籍『東大・京大に合格する子は毎朝5時半に起きる』(実務教育出版)のなかで朝の時間の活用法を説明しています。

勉強が好きかどうかは「6歳まで」に決まる?

~頭や手を使う子ほど伸びていく~

 

小学1年生でも、「勉強って、つまらない」と言う子どももいます。反対に、「勉強って、楽しい」と、習ったばかりのひらがなや数字の練習を黙々とする子どももいます。

 

小学1年生ですでに勉強に対するイメージがここまで違うのです。学年が進むにつれて、その差は大きくなっていくことは想像できるでしょう。

 

・6歳までに勉強の下地をつくる

 

実は小学校入学前の6年間の生活次第で、勉強に対するイメージは大きく変わってしまうのです。勉強というのは頭を使って考え、手を使って文字を書き、学んでいきます。小学校入学前に頭や手や体をたくさん使って遊んだ子どもは、遊びの延長として勉強を楽しみます。

 

しかし現代の生活では、テレビを見て、お母さんのスマホでゲームをして遊び、自分で歩かずにベビーカーや車で移動し、遊園地で乗り物に乗って楽しみます。こういった生活では、頭や手や体を使わずに楽しむことができます。頭や手や体の代わりに、お金や電池や電気を使っているのです。だから、ラクに楽しむことができます。

 

生まれてからの6年間で、ラクに楽しむことを覚えてしまうと、小学校に入学したからといって、急に頭を使えるようにはなりません。本来勉強とは、子どもにとって楽しいことです。自分の知らなかったことを知ることができ、問題が解けたときの達成感を味わうこともできます。

 

しかし、その前に「面倒くさい」と思ってしまうと、勉強に目が向かなくなります。だから、わが子に勉強好きになってほしければ、勉強をさせる前に頭や手や体を使った遊びをたくさんさせてあげてほしいのです。「ラクをして楽しむ」ことよりも、「自分の頭や手を使って何かをつくりあげる」楽しさを味わわせてあげてほしいのです。

 

あなたのお子さんがすでに小学生で、勉強が面倒くさいと感じているのなら、「ラクに楽しめる」テレビやスマホアプリから距離を置く生活をしてみましょう。おもちゃを買う代わりに、親子で工作に挑戦してみましょう。遊園地に行く代わりに、山や海に遊びに行ってみましょう。そうして「自分の頭や手を使う楽しさ」を知れば、勉強で頭や手を使うことも楽しんでできるようになるでしょう。

 

いまからでも遅くはありません。家族で頭や手や体を使う生活を楽しんでみてください。

 

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