ガラの悪さで有名な「小岩」に、月収27万円が住んでみたら…

どこの街に住むかの選択は、仕事やプライベートに大きな影響を与える。さらに家賃が家計支出の大きなウェイトを占めることを考えると、居住地は資産形成までも左右するといえる。総合的に考えて住みやすい街はどこなのだろうか? 20代後半から30代前半の単身会社員の住み心地を考えていこう。今回取り上げるのは、JR総武線「小岩」。

「小岩=治安が悪い」のイメージの源は?

「小岩」は東京都江戸川区に位置する、JR総武線(各駅停車)の駅です。1日の乗車数は6.6万人ほど。総武線沿線の東京都の端にあたり、江戸川を渡ると千葉県に入ります。ちなみに隣駅の「新小岩」は江戸川区ではなく、葛飾区になります。

 

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小岩は、実は随分と古い歴史を持つ街です。奈良・東大寺正倉院にある、721年の古文書『下総国葛飾郡大島郷戸籍』に「甲和里(こうのさと)」という集落があったとの記録があり、この「こうわ」の部分が転じて「こいわ」になったといわれています。「上小岩遺跡」からは古墳時代の土器が発掘され、この地に、古くから人が住んでいたことが確認されています。

 

小岩と聞くと「歓楽街があって、治安が悪そう」とマイナスイメージを抱く人が多いかもしれませんが、実際はどうなのでしょうか。刑法犯の認知件数を人口総数で割った犯罪発生率をみてみると、「小岩」駅のある江戸川区は東京都23区のなかで14位。決して高いわけではありません。

 

ただしこのランキング、人口の少ない千代田区が1位になることから、実情とかけ離れている感が否めません。

 

そこで、刑法犯の認知件数で比較すると、1万件を超えている区は4つ。歌舞伎町を擁する「新宿区」、何かと治安の悪さで話題になる「足立区」、人口が23区で最も多い「世田谷区」、そして「江戸川区」となります。

 

では「小岩」駅周辺はどうなのでしょうか。小岩警察署によると、刑法犯は1,140件で、そのうち粗暴犯が87件発生しています。ほかの地域と比較すると件数は少ないものの、凶悪犯が多い傾向にあります。とはいえ、突出して多いというわけではありません。

 

それでも「小岩=治安が悪い」と思われるのは、歓楽街の存在。いわゆる夜の街では、客引きや酔っぱらいにあふれ、毎晩、カオスな状態に。女性の一人歩きは勧められない雰囲気です。特に駅南口の「地蔵通り」周辺は風俗店などが密集しているので、避けたほうが良さそうです。

 

しかし、「小岩」はそれだけの街ではありません。駅周辺は商店街が充実、南口には「フラワーロード」「昭和通り商店街」「サンロード」と大きな商店街が放射状に伸びています。北口も商店街密集地帯。親しみやすい個店が中心の商店街で、レトロな下町感が漂います。驚くほど安い価格の店も多く、コストパフォーマンスは抜群。店のバリエーションも豊かで、生活に必要なものはすべてが揃います。一方で、唯一ないのが、オシャレ感。皆無といっていいでしょう。

 

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昭和感あふれる商店街
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著者紹介

連載データから紐解く「住みやすい街」

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