「吉祥寺よりも三鷹に住めば」と言いたくなる、これだけの理由

どこの街に住むかの選択は、仕事やプライベートに大きな影響を与える。さらに家賃が家計支出の大きなウェイトを占めることを考えると、居住地は資産形成までも左右するといえる。総合的に考えて住みやすい街はどこなのだろうか? 20代後半から30代前半の単身会社員の住み心地を考えていこう。今回取り上げるのは、JR中央・総武線「三鷹」。

ジブリと文豪…文化度の高さが魅力

「三鷹」は東京都三鷹市に位置する、JR中央線(快速)と中央・総武線(各駅停車)の駅です。1日の乗車数は10万人弱。各駅停車はすべて当駅で折返し運転を行うほか、東京メトロ東西線と相互直通運転を行っています。

 

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三鷹という地名が登場したのは1889年。上連雀、下連雀、井口新田、深大寺新田、大沢、野崎、新川、中仙川、北野、牟礼の10村が合併して「三鷹村」が誕生しました。その命名には諸説ありますが、有力とされているのが、前述の10村が江戸時代に世田谷領、野方領、府中領の三領にまたがる鷹場の村であったから、という説です。

 

三鷹といえば、井の頭公園内にある「三鷹の森ジブリ美術館」が有名。外国からファンが訪れるほどの観光名所になっていますが、「三鷹」駅から向かう途中、特にショップなどもないことから、観光客の多くがお隣「吉祥寺」駅を利用するというのは、少々残念なところです。

 

また太宰治、山本有三、武者小路実篤、三木露風など、かつて著名な文豪が住んでいた場所としても有名です。駅から徒歩圏内に「山本有三記念館」や「太宰治文学サロン」、太宰治・森鴎外が眠る「禅林寺」など、所縁の地が点在。熱心な文学ファンが訪れる、知る人ぞ知る名所になっています。

 

駅周辺をみていきましょう。「三鷹」駅は三鷹市と「吉祥寺」を有する武蔵野市の境界にあり、北口を出ると武蔵野市。ロータリーを中心に雑居ビルが建ち並び、低層階を中心に飲食店やショップが展開されているほかは、基本的に住宅街が広がっています。

 

一方南口を出ると三鷹市で、市の中心市街地が広がっています。ペデストリアンデッキで再開発ビル「ネオシティ三鷹」などのロータリーに面したビルにアクセスでき、駅前から伸びる三鷹中央通り沿いには、バラエティに富んだ120ほどのショップで構成される「三鷹中央通り商店会」があります。

 

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総武線各駅停車と東京メトロ東西線直通
総武線各駅停車と東京メトロ東西線直通

 

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著者紹介

連載データから紐解く「住みやすい街」

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