年間約130万人の方が亡くなり、このうち相続税の課税対象になるのは1/10といわれています。しかし課税対象であろうが、なかろうが、1年で130万通りの相続が発生し、多くのトラブルが生じています。当事者にならないためには、実際のトラブル事例から対策を学ぶことが肝心です。今回は、相続人の父が遺した貯金通帳にまつわるトラブルを、円満相続税理士法人の橘慶太税理士に解説いただきました。

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仕事にプライベートに…成功をおさめた社長を襲う悲劇

北関東のある街に住むAさんは、高校を卒業後、建築会社に就職。学校の成績は優秀で、周囲は当然大学に進学するものだと思っていたらしく、就職という決断に対し、何度も大学を受験するよう説得されたそうです。

 

しかし母子家庭で育ったAさんは、できるだけ早くひとりだちし、苦労をかけた母を楽をさせてあげたいと考えての決断でした。

 

同世代の同僚は、まだまだやんちゃ盛り。しかし、Aさんはとにかく真面目に、実直に仕事をこなし、同期の誰よりも、そして大卒で入社してきた人たちよりも早く、出世をしていきました。

 

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