『「負動産」時代の危ない実家相続 知らないと大損する38のポイント』
藤戸 康雄
出版社名:時事通信出版局
発行年月:2017年11月
日本全国で約820万戸の「空き家」「所有者不明の土地」が九州の面積以上! 実家や土地は、もはや「負動産」不動産は捨てられない!
2015年1月から相続税の基礎控除が大幅に縮小され、課税対象となる人が増えました。「実家が持ち家」の相続人予備軍は、自分が慣れ親しんだ実家=親の家を、親が亡くなったらどうするかを真剣に考えなければなりません。
また、その際には「相続」や「不動産」に関する知識とともに、現実の不動産市場──とくに暴落の可能性を意識しながら対策を考えなければ、実家相続は「人生の重荷」「相続貧乏」になってしまいます。
本書は、親から引き継ぐ大切な財産である実家という「不動産」を「負動産 = 負の遺産」にしないために、今後の不動産マーケットを展望し、相続対策から実家の売却や賃貸、有効活用まで、資産運用という観点を取り入れながら、やさしく楽しく解説します。
掲載記事
[連載]「実家相続」の落とし穴…大切な家を「負動産」にしないノウハウ
- 【第1回】 スムーズな実家相続の第一歩 「登記簿謄本の確認」の重要性 2017/12/21
- 【第2回】 相続した実家に欠陥が…他の相続人に損害賠償は請求できるか? 2017/12/28
- 【第3回】 遺言書を活用して「不動産の瑕疵担保責任」を減免する方法 2018/01/11
- 【第4回】 遺留分を侵害した遺言書・・・相続人を納得させる付言事項とは? 2018/01/18
- 【第5回】 なぜ空き家の数は「地方都市より大都市圏に多い」のか? 2018/01/25
- 【第6回】 実家の取り壊し・売却を困難にする「土地の境界確定」の問題 2018/02/01
- 【第7回】 相続した実家 賃貸経営を始めても上手くいかない理由 2018/02/08
- 【第8回】 土地の評価額を減額できる「小規模宅地等の特例」の概要 2018/02/15
- 【第9回】 離れ、二世帯住宅への適用も…「小規模宅地等の特例」の条件 2018/02/22
- 【第10回】 相続トラブルの原因に!? 不動産に付けられる「4通りの価格」 2018/03/01
- 【第11回】 老朽戸建てよりハイリスク!? 「老朽マンション」の相続問題 2018/03/08
- 【第12回】 限界マンション、老朽戸建て…相続放棄を検討すべき「負動産」 2018/03/15
- 【第13回】 プラスの財産より「マイナスの財産」が多い場合の相続対応策 2018/03/22
- 【最終回】 プラス資産が多くても、実家を「相続放棄」すべきケースとは? 2018/03/29
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