方法② 人の目を「貯蓄状況」の見守りとして活用
自分で自分を律することが難しいなら、他人に律してもらうという選択肢も要検討です。「ダイエットするぞ」と宣言することで、「痩せた?」と聞いてくれる親切な(?)友人が出現することを期待する、といった方法です。「貯金するぞ」と宣言すれば、「貯まってる?」と聞いてくれる友人が出現することでしょう。もっとも、ケーキをプレゼントしてくれたり飲みに誘ってくれる友人のほうが多いというリスクもありますが(笑)。
定期預金を作り、親に通帳を預けてしまう、という方法もあります。「やはり金が必要になった」と切り出すのが恥ずかしい、という気持ちを利用するわけですね。社内預金や財経貯蓄を作ることで、解約する際に人事部に申請書を出す必要が出てくるなら、それも心理的な抵抗となってくれるでしょう。
方法③ 住宅ローンを借り、強制的に資産形成をスタート
筆者のおすすめは、若い時に住宅ローンを借りて自宅を購入することです。毎月銀行が預金から一定額を引き落としてくれるので、残った金額で生活せざるを得なくなるからです。銀行に感謝ですね(笑)。
「金が貯まったら家を買おう」というのは容易なことではありません。家を買えるような資金が貯まる前に、自動車が買いたくなったり贅沢がしたくなったりする人が多いでしょうから。
そして、定年退職時に自宅を持っていないと、老後は生活費と借家の家賃を支払い続ける必要が出てきます。よほど多額の老後資金を持っていれば別ですが、普通の人には辛いでしょう。しかも長生きしている間にインフレが来て、生活費も家賃も高騰してしまうというリスクを抱え込むことになります。この点については拙稿『まさか、自分の老後資金が尽きるなんて…絶望する前に知っておきたい、資金不足を招きかねない「最大リスク」とその対策【経済評論家が警告】』を併せてご参照いただければ幸いです。
