〈詐欺被害〉リスク回避できる人・大切なお金を奪われる人…明暗を分ける「たったひとつの視点」とは?【経済評論家が解説】

〈詐欺被害〉リスク回避できる人・大切なお金を奪われる人…明暗を分ける「たったひとつの視点」とは?【経済評論家が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

詐欺の被害者といえば、人生経験の浅い若者や高齢者をイメージしがちですが、わずかな油断が引き金となり、誰もが被害者になるリスクがあります。「自分は大丈夫」との慢心が、大きな損失を招くかもしれません。ここでは、リスク回避のためにぜひとも留意したいポイントと、具体的な行動を見ていきましょう。経済評論家の塚崎公義氏が解説します。

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詐欺に遭うのは高齢者とは限らない

詐欺の被害に遭う高齢者は、よく話題になります。平均すれば結構な金額の老後資金を持っていて、しかも判断力が鈍っている人も多いので、詐欺師のターゲットとして最適であることは間違いないでしょう。しかし、詐欺の被害に遭うのは高齢者とは限りません。気をつけましょう。

 

若者は、平均すれば大して金を持っていませんが、無防備な人が多いので、簡単に騙されるのかもしれません。人生経験を重ねると、自分や周囲の人に騙された(騙されそうになった)経験があるので、防御の姿勢を取るようになりますが、若者はそうではないので。

 

余談ですが、若者には「詐欺の加害者にならないように」という注意も必要かもしれません。万が一「闇バイト」に足を踏み入れてしまったら、一生を棒に振ってしまいます。詐欺の被害に遭うよりはるかに悲惨なことになりかねません。

 

詐欺に遭うのは愚かな人とは限りません。むしろ、自分に自信のある人のほうが危ないという面もあります。「さすがにお目が高い」「すでに十分ご理解いただいているように」などと言われると、確認しておきたいことを確認しづらくて、そのまま契約してしまうといったこともあり得るでしょう。

 

当然ながら、儲けようとガツガツしている人のほうが詐欺の被害に遭いやすいはずですね。詐欺師のほうからアプローチが無くても、自分で儲かりそうな案件を探し歩くわけですから。

「必ず儲かる話」は「必ず損する話」

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という言葉があるように、世の中にはそれほど美味しい話は転がっていません。儲けようと思えば、リスクを覚悟する必要があるのです。

 

「必ず儲かる投資話」が絶対に存在しないか、と問われれば、自信はありませんが、そんな話があっても、読者の目の前に現れる前にプロたちが先に見つけてしまうでしょうから、読者には縁が無いはずです。虎穴に入らず昼寝をしていたら虎子が目の前を散歩していた、などということを期待するほうが無理でしょう。

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