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売り手にお勧め商品を聞くのは危険
洋服売り場の店員に「お勧めの商品は?」と聞くのは危険かもしれません。「お客様にピッタリです」を翻訳すると「当店の利益率ナンバーワンです」となるかもしれないからです。
洋服ならば、買い手の好みがありますから、言われた通りに買うのではなく、参考までに聞いてみるということでしょうが、金融商品については「よくわからないから、金融機関の担当者のお勧めに従う」という人も多いでしょう。そうなると、金融機関の利益率が一番高い商品を買ってしまうことになりかねません。
「当店の売り上げナンバーワンです」と言われると、「他の客も買っているなら、きっとよい商品なのだろう」と考える人もいるかもしれませんが、それも違うかもしれません。翻訳すると「この商品は当社の利益率が高いので、全員で熱心に顧客に勧めています。その結果、売り上げがナンバーワンなのです」かもしれません。
金融機関の職員は、原則として顧客の利益を最優先に考えているのでしょうが、例外もいることは当然でしょう。なかには、「ノルマ」に追われて顧客の利益に反した商品を売っている担当者もいるでしょう。気をつけたいものです。
