2026年10月27日の日経平均の動き
10月27日の日経平均株価は、前日の米株式市場でハイテク株が上昇した流れを引き継ぎ、人工知能(AI)や半導体関連銘柄を中心に買いが先行して始まりました。26日の米市場では、AI開発を手がけるアンソロピックが新規株式公開(IPO)に向けた目論見書を当局に提出し、11月にナスダック市場で1,000億ドル規模の調達を目指していることが判明。この巨大IPOへの手続き進行が投資家心理を改善させ、主要株価指数を押し上げました。
この余波を受けた東京市場でも、朝方からアドバンテスト〈6857〉やソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉といった値がさ株に買い注文が流入。日経平均株価の上げ幅は一時1,400円を超える場面がありました。なかでもアドバンテストは終値で9%高となり、1銘柄で日経平均を約600円押し上げる牽引役となりました。しかし、急ピッチな上昇のあとは次第に上値が重くなりました。11月の米中間選挙をはじめとする重要イベントを多数控えていることから、後場にかけては徐々に様子見姿勢が強まり、上げ幅を縮小する展開となりました。
日経平均株価は、前日比1,078.72円高の63,268.37円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが124銘柄、値下がりが100銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉、イビデン〈4062〉、TDK〈6762〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、リクルートホールディングス〈6098〉、第一三共〈4568〉、中外製薬〈4519〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ソニー〈6758〉となりました。
東京株式市場の動き
また、東証プライム市場の売買高は22億4,400万株、売買代金は6兆9,360.80億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、非鉄金属、電気機器、銀行業、ガラス・土石製品、機械などが上昇した一方、不動産業、医薬品、陸運業、鉱業、小売業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が大日本塗料〈4611〉で+321円(+19.89%)の1,935円、2位が信越ポリマー〈7970〉で+269円(+12.03%)の2,505円、3位が早稲田アカデミー〈4718〉で+264円(+10.41%)の2,800円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がギフティグループ〈590A〉で-123円(-11.94%)の907円、2位が第一三共〈4568〉で-230.5円(-8.16%)の2,594.5円、3位がアマノ〈6436〉で-298円(-7.31%)の3,776円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは25銘柄、年初来安値を更新したのは35銘柄でした。
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