(※画像はイメージです/PIXTA)

遠方に暮らす高齢の親と、都市部で子育てに追われる子世代。久しぶりの再会を楽しみに訪ねたはずが、理解しがたいすれ違いから、関係が悪化してしまうケースは少なくありません。ある母親の実例から、双方が傷つかない「現代の親子関係のあり方」を考えます。*本記事は、複数の家族への取材を基に、個人が特定できないよう再構成しています。

現代における「義理の母と義理の娘」の関係…正解はあるのか?

厚生労働省『国民生活基礎調査』によると、三世代同居世帯の割合は減少傾向が続いており、現在では全世帯のわずか数%程度にとどまっています。かつてのような「同居による嫁姑関係」から、別居による「つかず離れずの適度な距離感」へとライフスタイルが変化したことで、互いの生活習慣を尊重し合える関係性が一般的になりつつあります。

 

ところが、「せっかく来てくれた」「せっかくの休日だけど帰省してあげた」など、たったの数日のことでも、今回のケースのように文化的衝突を起こしてしまうことも多いようです。良かれと思った手伝いや訪問が、結果として双方にストレスを与えてしまうことも少なくありません。

 

自分の家へ帰ったみどりさんは、孫へのプレゼントや手紙を郵便で送るようにしました。そして、長男一家が夏休みや年末年始に帰省してくれるときだけ、地元の食材での手料理や、慣れ親しんだ店で食事をともにすることにしました。

 

「これが今の時代の親子の距離感なんでしょうかね。少し寂しいですよね」

 

お互いにストレスにならないように努力し、無理に「ひとつの家族」になろうとしないこと。それが現代の義理の親子が、良好とは言えなくても関係を長く続けるためには、必要なことなのかもしれません。

 

THE GOLD ONLINE編集部

 

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