宅配弁当が3食分そのまま…発覚した「孤独死」
「毎日、〇〇号室のAさんに宅食を届けているのですが、食べた形跡がなく、3食分の弁当がそのまま残っています」
埼玉県の築古マンションの理事長のもとに、宅配弁当業者から一本の電話が入りました。
Aさんは、70代の独居高齢者。1週間前には元気に散歩していたはずの住人です。
理事長は不審に思って、管理員と一緒にAさんの部屋のインターフォンを押したり、玄関ドアを叩いたりしてみますが、まったく反応がありません。警察にも通報し、室内確認をした結果、Aさんはこたつのなかで亡くなっていたのです。
幸いにも、Aさんは居住者名簿の緊急連絡先に妹さんの名前を記載していたため、管理組合はすぐに連絡を取ることができました。その後、妹さんの手配により、遺体の痕跡や強い腐敗臭などを専門の技術と薬剤で除去する「特殊清掃」が行われました。
元の状態に近づけるための清掃費用は約40万円かかり、妹さんが負担しました。
