トランプ関税判決――混乱必至の返還請求
アメリカ最高裁判所は、トランプ前大統領が導入した相互関税について、6対3の判決で違憲と判断しました。予想はされていたものの、トランプ氏自身が任命した裁判官までが違憲と判断したことで、本人は「飼い犬に手を噛まれたかのように」激怒していると報じられています。
今回の判決により、総額約1,330億ドル(約20兆円)の関税の扱いは複雑化する見込みです。すでに何百件もの返還請求訴訟が提起されており、今後の処理は混乱が避けられない状況です。また、トランプ氏は以前、この関税収入を原資に年収10万ドル(約1,500万円)以下の納税者の所得税をゼロにする案を示していましたが、判決により実現は不可能となりました。
スーパーボウルでの国籍論争
さて、話はアメリカンフットボールのスーパーボウルに話を移します。
今年のハーフタイムショーにプエルトリコ出身のグラミー賞受賞歌手Bad Bunnyが出演しました。3月には日本公演も予定されていますが、アメリカ国内ツアーはICE(米国移民・関税執行局)による移民取り締まり強化を理由に中止となりました。
保守系SNSでは、「なぜアメリカの舞台に外国人を出すのか」「アメリカ市民を使え」といった批判も見られました。しかし、Bad Bunnyをはじめプエルトリコ出身者はアメリカ市民です。YouTuber・俳優・プロボクサーとして知られる兄弟、Jake & Logan Paulの例も興味深いです。ハーフタイムショー中、Jake PaulはBad Bunnyを「Fake American Citizen」とSNSで非難しましたが、兄のLogan Paulは「プエルトリコ人はアメリカ市民だ」と反論しました。さらに「プエルトリコ出身の才能を披露できるのは嬉しい」とコメントしました。
