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普通に暮らす富裕層も、「教育」には惜しみなく投資
富裕層には「普通の人」が多いと前節でお話ししましたが、もうひとつ富裕層に多く見られる特徴があります。それは「お金を大事にしている人が多い」という点です。
とかく「お金持ちはケチ」などという言われ方をされることがありますが、それは大きな勘違いだと思います。ケチなのではなく、無駄遣いをしないという言い方が正しいでしょう。
前記したように、私が知る富裕層は、子どもの教育にはお金をかけるなど、必要なものには惜しみなく投資をするものの、余計な買いものはしないという人がとても多いです。
さらに、買いもので得られるポイントやマイレージなどはしっかりと貯め、上手に活用している側面もあるなど、財テクのみならず消費においてもしっかりしているという特徴を持っています。
ただし、これは私の主観であり、概念的な認識なのかもしれません。とはいえ、投資で財を成した富裕層の多くが「あること」に対しては惜しみなくお金を使うのは事実であり、だからこそ富裕層まで上り詰めることに成功しているのは疑いようがありません。
その「あること」とは何でしょうか? 前項でも少し触れましたが、「教育・学習」にほかなりません。
投資で成功するためには、学びが必須です。何事も“ビギナーズラック”は所詮一度きりの「まぐれ当たり」であり、投資の世界においても例外ではありません。しっかりとした知識があり、失敗を正面から受け止めて得た確固たる技術があってこそ、利益を生むことができるのです。
多くの富裕層は、お金をかけてそれらを学び、富裕層になってからも学び続けています。市況のチェックから世界情勢の把握、さらには政治の動きについても貪欲に情報を得るなど、その範囲と量に際限はありません。
富裕層になっても投資スクールへ通おうという人は少ないかもしれませんが、ビギナーの頃は投資スクールに通ったり、セミナーに参加したり、実用書の購入などに惜しみなくお金を使っていたのは間違いないでしょう。もちろん、富裕層と呼ばれるすべての人がそうだとは断言できません。
市川 雄一郎
GFS(グローバルファイナンシャルスクール)校長/投資教育家/CFP®
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