ゴールドオンライン新書最新刊、Amazonにて好評発売中!
富裕層の資産承継と相続税 富裕層の相続戦略シリーズ【国内編】
『司法書士が全部教える 「一人一法人」時代の会社の作り方【実践編】』
加陽麻里布(著)+ゴールドオンライン (編集)
『富裕層が知っておきたい世界の税制【カリブ海、欧州編】』
矢内一好 (著)+ゴールドオンライン (編集)
シリーズ既刊本も好評発売中 → 紹介ページはコチラ!
物価高騰もなぜ?…2015年以降、富裕層の数が増えている理由
そもそも、日本に富裕層はどの程度いるのでしょうか? 図表を見てもらうとわかるように、2015年以降、富裕層の数は少しずつ増えており、超富裕層もわずかですが増えていることがわかります。
お世辞にも景気がよいとはいえない状況であるうえに、年々物価も上がり続けているなかで、富裕層・超富裕層が増えていることに疑問を抱く人も多いと思います。平均所得額は長らく横ばい状態(微減しているともいえます)にもかかわらず、なぜ富裕層が増えているのでしょうか?
一因として考えられるのは単純に「投資家が増えた」ことであり、かつ「投資の成功率が上がっている」と考えるのが自然です。
インターネットの普及に伴いSNSの利用が当たり前の文化となった今日では、投資に限らずあらゆる情報を手軽に得られる環境になったことはいうまでもないでしょう。もちろん私が校長を務めているGFSのような投資スクールの存在も大きいと思います。
そのため、たとえば、これまであまり情報がなかった海外諸国の有望株などについても簡単に知ることができ、かつそれをスマートフォン(スマホ)やタブレットなどのガジェットを使ってその場で手軽に購入できるようにもなりました。
もうご存じない人も増えていそうですが、新聞や『会社四季報』などで金融商品を探し、電話で売買の依頼をしていた時代から考えると、現代ではかなり投資が身近な存在になったといえるでしょう。
つまり、決して大袈裟ではなく、時代の流れによって得た利便性の大幅な向上によって、多くの人が富を獲得することに成功していると考えられるのです。
