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「お金の使い方」は“稼ぐこと”と同じくらい重要
高校生になると、アルバイトを始める子どもが増えてきます。そこではじめて、お金を稼ぐことの大変さや、日々働く親の苦労を実感することができるでしょう。
“稼ぐこと”と同じくらい大事な感覚が「使い方」にほかなりません。必要なものや欲しいもの、あるいは今は買う必要がないものなどを正しく整理し、収入と支出のバランスを上手に保つ術です。
そうはいっても、多少派手に使っても生活に支障をきたさないほどの潤沢な資金があれば、残高を気にせず欲しいものを欲しいだけ購入してもよいのではないか、と思うかもしれません。しかし、富裕層の多くは「無駄遣いをしない」という特徴を持っているのです。
もちろん、ただ単にケチなわけではありません。「必要なものには十分にお金をかける」。それが彼らの特徴です。では、正しいお金の使い方の感覚を養うにはどうすればよいのか?
「欲しいものリスト」の習慣が無駄遣いを防ぐ
おすすめは買いものに行く前に「欲しいものリスト」をつくる習慣をつけること。たとえばスーパーへ行く前に、あらかじめ買うものを書き記したメモを用意する人がいると思います。なぜそうするのか? 理由は単純に「何を購入すべきか忘れてしまわないため」だと思いますが、それだけではなく、「不要な(余計な)買いものをしないための予防策」として習慣にしている人もいるはずです。
あまり軽々しくいえることではありませんが、“無駄遣い”は楽しいものだと思います。しかし1度や2度ならまだしも、それが習慣化していたとしたら、結構な額を浪費しているはずです。
お金を大事にするということは、無駄なく使う意識を持ち、節制できているということ。富裕層が無駄遣いをしないのは、お金の価値を知っているからというだけでなく、浪費をしないからこそ潤沢な資金を維持できているということなのです。
