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富裕層の暮らしぶりは“至って普通”
不況の山を乗り越えて資産を増やし続け、富裕層に辿り着いた投資家たち。少なからず存在するそれら富裕層とは、いったいどんなタイプの人たちなのでしょうか?
おそらく「富裕層ってどんな暮らしをしているのか?」について興味をお持ちの人は多いでしょう。好きなものを好きなだけ購入し、高級車に乗り、閑静な高級住宅街の広大な敷地の一軒家に住んで、といった、いわば贅沢三昧の暮らしを送っているというイメージをお持ちかもしれません。
しかし、あくまで主観ではありますが、私が知っている富裕層はそんな感じではなく、一言でいうと大方「普通」です。「層」でいうなら「マス層ほどの生活レベル」で、別段贅沢をしているようには見えません。
お金をかけているところといえば、子どもの教育が主でしょうか。おそらく大人になったとき、生活に困らない財力を得られるようにという思いがあってのことなのだろうと想像します。
もちろん、食器や調度品など、趣味をはじめとする好きなものにある程度お金をかけているような側面は持っているものの、贅沢をしているレベルか?といわれたら、そうでもないような印象を受けます。
「タワマン暮らし」だからといって、富裕層とは限らない
この点、たとえば都心のタワーマンションに住んでいる人はどうでしょうか。もちろんなかには十分な資産を蓄えた富裕層もいると思いますし、投資物件として保有している人もいるでしょう。共働きである程度高い生活レベルを有している人たちである可能性も否めません。
つまり、都心の高級なタワーマンションに住んでいるからといって、必ずしも富裕層であるとは限らないということです。
私が知っている富裕層は、高級な住宅地で戸建を構えている人もいれば、一般的な価格のマンションに住んでいる人もいるなど、ライフスタイルはまちまちです。つまり、富裕層だからといって、必ずしも住居のグレードが高いというわけではありません。
