8月28日の日経平均株価は、米エヌビディアが決算発表後に下落したことを受けて下落、朝方こそ不安定な動きとなったものの、その後は徐々に上昇幅を拡大させ、前日比308.52円高の42,828.79円で高値引けとなりました。この日の昼頃、“投資の神様”ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイが三菱商事〈8058〉を買い増したと伝わったことで、商社株を中心に日本株への買いの勢いが増した模様です。日本株に日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが168銘柄、値下がりが57銘柄、変わらずが0銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、フジクラ〈5803〉、TDK〈6762〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、ダイキン工業〈6367〉、コナミ〈9766〉、ファナック〈6954〉、良品計画〈7453〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億7,900万株、売買代金は4兆6,545.68億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、鉱業、非鉄金属、証券業、保険業、石油・石炭製品などが上昇した一方、小売業、繊維製品、精密機器、空運業が下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位が大阪チタニウムテクノロジーズ〈5726〉で+240円(+11.48%)の2,330円、2位が不二製油グループ本社〈2607〉で+303円(+8.80%)の3,748円、3位が芝浦メカトロニクス〈6590〉で+830円(+8.37%)の10,750円となりました。
一方下落率は、1位がアステリア〈3853〉で-195円(-8.64%)の2,062円、2位が電算システムホールディングス〈4072〉で-285円(-7.33%)の3,605円、3位がブイキューブ〈3681〉で-13円(-7.22%)の167円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは110銘柄、年初来安値を更新したのは4銘柄でした。
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