8月25日の日経平均株価は、米国時間22日(金)のジャクソンホール会議におけるパウエルFRB議長の発言を受けて米株が上昇していた流れを引き継ぎ上昇して寄り付くと、一時前日比500円超上昇する場面も。しかし、その後すぐに上げ幅を縮小させると、その後は伸び悩み、前日比174.53円高の42,807.82円で取引を終えました。市場ではFRBによる利下げ期待が高まる一方、雇用の悪化による「景気後退懸念」もくすぶっていることから、投資家は積極的なリスクテイクが難しい状況との見方もでている模様です。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが118銘柄、値下がりが107銘柄、変わらずが0銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、リクルートホールディングス〈6098〉、アドバンテスト〈6857〉、信越化学工業〈4063〉、ファナック〈6954〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、コナミ〈9766〉、テルモ〈4543〉、KDDI〈9433〉、バンダイナムコHD〈7832〉、TDK〈6762〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は17億7,600万株、売買代金は4兆1,406.26億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、非鉄金属、卸売業、機械、サービス業、鉄鋼などが上昇した一方、倉庫・運輸関連業、電気・ガス業、空運業、水産・農林業、食料品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位がアステリア〈3853〉で+400円(+24.32%)の2,045円、2位がユニオンツール〈6278〉で+870円(+11.21%)の8,630円、3位が芝浦機械〈6104〉で+410円(+10.51%)の4,310円となりました。
一方下落率は、1位がアドバンスクリエイト〈8798〉で-18円(-4.66%)の368円、2位がgumi〈3903〉で-30円(-4.55%)の630円、3位がオークネット〈3964〉で-85円(-4.40%)の1,846円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは282銘柄、年初来安値を更新したのは5銘柄でした。
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