8月15日の日経平均株価は反発、前日比729.05円高の43,378.31円と、再び史上最高値を更新して取引を終えました。足もと為替相場で円安が進んでいるほか、この日の朝方発表された4~6月期の国内総生産(GDP)で国内経済の底堅さが意識されたことも追い風となったとみられています。加えて、ここまでの国内企業による決算発表を経て、来期以降の業績改善や株主還元姿勢の強化を織り込む動きが出てきているとの声もあるようです。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが177銘柄、値下がりが46銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ソニーグループ〈6758〉、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、電通グループ〈4324〉、クレディセゾン〈8253〉、TDK〈6762〉、トレンドマイクロ〈4704〉、オリンパス〈7733〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は21億6,500万株、売買代金は5兆6,113.88億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、銀行業、非鉄金属、保険業、電気・ガス業、その他金融業などが上昇した一方、金属製品、水産・農林業、倉庫・運輸関連業が下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がケアネット〈2150〉で+150円(+16.36%)の1,067円、2位がアミューズ〈4301〉で+257円(+15.17%)の1,951円、3位がラックランド〈9612〉で+139円(+12.13%)の1,285円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がマネジメントソリューションズ〈7033〉で-301円(-17.25%)の1,444円、2位が東邦亜鉛〈5707〉で-132円(-16.97%)の646円、3位がメドレー〈4480〉で-546円(-16.80%)の2,704円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは180銘柄、年初来安値を更新したのは3銘柄でした。
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