ゴールドオンライン新書最新刊、Amazonにて好評発売中!
『司法書士が全部教える 「一人一法人」時代の会社の作り方【基本編】』
加陽麻里布(著)+ゴールドオンライン (編集)
『富裕層が知っておきたい世界の税制【カリブ海、欧州編】』
矢内一好 (著)+ゴールドオンライン (編集)
『司法書士が全部教える 「一人一法人」時代の会社の作り方【実践編】』
加陽麻里布(著)+ゴールドオンライン (編集)
シリーズ既刊本も好評発売中 → 紹介ページはコチラ!
基礎技術を最短で身に付ける「最速学習メソッド」とは
私が新入社員研修で実践する「最速学習メソッド」は、自身の経験と、数多くの未経験者を教育してきた実績をもとに考案し、改良を繰り返しています。私にはパソコンスクールでの講師の経験だけでなく、受験勉強や速読法などさまざまな学習法を学んできた過去があります。現役プログラマー時代、そして経営者になってからは、多くの後輩・部下を育ててきました。これらの経験が、独自の教育方法の基礎となっています。
さらに、実際に未経験者を採用し、最短最速で一人前としてプロジェクトに出られるよう教育していくなかで、より効果のある方法や、よくあるつまずきポイントとその解決策などを蓄積してきました。その結果、現在の学習方法を確立し、今もなお進化を続けています。
最速で効率よくプログラミングを学び、一人でプロジェクトに出ていけるような基礎技術を身につけるには、学習の最初の段階でインプットに集中するのが一番です。
多くの人は、学び始めるとすぐにコードを書こうとしますが、これは効率が悪いアプローチです。プログラミングの初心者向け書籍や講座でよく最初にあるのが「『HelloWorld』と表示させるプログラムを書きましょう」というものです。実務ではあまり使われない非常に簡単なプログラムなのですが、このプログラムを書くのに時間をかけ、苦労する人をよく見かけます。
プログラミングを学び始めたばかりの初心者にとって、インプットとアウトプットを交互におこなう従来の学習方法には非効率なものも多いです。例えば、基本的な文法やルールを理解していないため、初歩的なミスを犯してプログラムが動かない。エラーの原因が分からず、修正に多くの時間を費やす。わざわざ回りくどい書き方をして、膨大な時間を費やしてしまいます。
JavaSilver合格水準程度に、文法をインプットしてからのアウトプットに徹すれば、無駄な時間を最小限に抑えられます。基本的な文法や概念を理解すれば、迷わずスムーズにコードを書けるようになっています。
もちろん時間がある人が「ああ、自分の書いたコードが動いた!」と楽しく学ぶという観点では、インプットとアウトプットを交互におこなうのも良い学習法です。しかしなるべく早く基礎技術を身につける、スピードにこだわるのであれば、効率的な学習を選択すべきです。
最初にしっかりとインプットし、のちのアウトプット段階でのつまずきを大幅に減らす。これが、私が提唱する「最速学習メソッド」のキモとなる部分です。
勝山 祐督
スカイリーフ株式会社
代表取締役
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
