『未経験者が最速でプログラマーになれる本』
勝山 祐督
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2025年6月
未経験から最短でプロへ――
「基礎技術」「スピード」「聞く力」
即戦力プログラマーになるために必要な3つの力を解説!
クラウドサービスや生成AI、IoTなど、ITの進歩とともに多くの企業がDXに向けた取り組みを加速させています。しかし、システム構築や運用を手掛けるプログラマーやエンジニアの採用が思うように進まず、DXを計画どおりに推進できない企業も少なくありません。実際、転職サイトdodaの調査によれば、2024年9月時点における「IT・通信エンジニア」の転職求人倍率は12.80倍に達しており、いかに多くの企業がプログラマーをはじめとしたIT人材の不足に悩まされているかが分かります。
そうした深刻な人材不足のなか、未経験からプログラマーという仕事に興味をもつ若者も増えつつありますが、「今から始めても遅い」「理系じゃないから無理」と思い込んでしまい、最初の一歩が踏み出せずにいる人も少なくありません。しかし著者は、正しい学び方と努力を重ねれば、そうした人たちでもプログラマーになることは決して不可能ではないと述べています。
著者は長年にわたってプログラマー・システムエンジニアとして活躍し、現在はシステム企画・設計を行う会社を経営するかたわら、社内外で数多くのプログラミング研修を行っています。著者の会社では、入社した社員の多くが著者指導のもと1カ月でJava Silverを取得し、そのなかにはまったく理系とは無縁だった人や、一度はプログラマーを目指したものの途中で挫折した人など、さまざまな背景をもった人たちがいるといいます。
こうして短期間で多くの人材を育ててきた著者は、未経験からプログラマーとして最短距離で成長するためには、プログラミングの基盤を支える「基礎技術」に加え、より多くの経験を積むことで成長を加速させるための「スピード」、そして、分からないことを素直に尋ね、助言を柔軟に受け入れる「教わる力」――。この3つの力を意識的に身につけることが重要だと述べています。
本書では、著者の会社で実践している3カ月の研修プログラムを基に、「基礎技術」「スピード」「教わる力」を身につけ、最速でプログラマーになるための方法を解説しています。技術の習得方法に加え、生産性と成長速度を大きく左右するスピードの高め方、先輩や上司から効率的に学びながらチーム作業を円滑に進めるためのコミュニケーション力の養い方など、現場に直結する具体的な内容が盛り込まれています。
これからプログラマーを目指す人だけでなく、一度は挑戦したものの諦めてしまった人にとっても、プログラマーになるために必要な技術や姿勢が学べる1冊です。
掲載記事
[連載]未経験者が最速でプログラマーになれる
- 【第1回】 未経験から「市場価値の高いプログラマー」になる人の共通点。育成のプロが教える必須の3要素 2025/08/22
- 【第2回】 プログラミング学習は「コードを書かない」ことから始める…未経験から最速で即戦力になる新常識 2025/08/23
- 【第3回】 初心者が「初級」を飛ばして学ぶべき訳。プログラマー育成のプロが「Java中級」を推すこれだけの根拠 2025/08/24
- 【第4回】 「拙速」と「最速」はまるで違う…仕事の質を落とさず、ライバルに差をつける新常識 2025/08/25
- 【第5回】 IT企業社長が明かす、部下の成長角度を劇的に変える「教わる力」の鍛え方 2025/08/26
人気記事ランキング
「ありがとう。でも、受け取れません」…〈退職金2,000万円〉定年夫が贈った“40万円のネックレス”に、専業主婦の妻が返した〈別れの返答〉
「俺の人生だ、勝手にさせてくれ」年金月17万円、“空っぽの冷蔵庫とカビだらけの食パン”の部屋で…75歳父が娘に送った〈老いの意地〉
「あなた、お疲れさまでした。離婚してください」…〈貯蓄5,000万円〉〈年金月17万円〉65歳夫の穏やかな老後が一変。原因は40年前の「産後の恨み」【CFPの助言】
「もう限界だ。耐えきれない」…〈貯金5,000万円〉老後も仲良しだった68歳夫婦を壊した“妻の深夜のルーティン”
定年退職日、職場でもらった花束を抱えて帰宅した60歳夫――翌朝、妻の「今日からお昼ごはん担当よろしくね」で始まった“予想外の生活”
「俺の人生だ、勝手にさせてくれ」年金月17万円、“空っぽの冷蔵庫とカビだらけの食パン”の部屋で…75歳父が娘に送った〈老いの意地〉
「一生に一度の贅沢」貯金3,000万円を〈豪華世界一周クルーズ〉に投じた60代夫婦。帰国後、“想定外の出費”で崩れた年金暮らし
あんたらの召使いじゃないんだよ!〈年金15万円・要介護3〉75歳義母のワガママに45歳妻がブチギレ。突きつけた「最終通告」に夫、血の気が引く
「親が亡くなったら、真っ先にコンビニへ走る」が新常識!相続手続きで困らないためにやるべき、たった一つのこと【税理士が解説】
「俺は何のために働いてきたんだ」――〈小遣い月3万円・年収850万円〉62歳男性が知った“家計の現実”
定年退職日、職場でもらった花束を抱えて帰宅した60歳夫――翌朝、妻の「今日からお昼ごはん担当よろしくね」で始まった“予想外の生活”
「親が亡くなったら、真っ先にコンビニへ走る」が新常識!相続手続きで困らないためにやるべき、たった一つのこと【税理士が解説】
老後資金なんて貯めなきゃよかった…〈年金26万円・貯金3,800万円〉60代夫婦の悔恨。シニアツアーを楽しみ、4人の孫に囲まれ、幸せなセカンドライフのはずが“ため息が止まらない”理由
「父は昔から、ほとんど働いていませんでした」年収6,000万円・年金不要な不労所得者の68歳父…〈働かない親〉の背中を見て育った40歳息子が選んだ「驚きの職業」【FPが解説】
メルマガ会員登録者の
ご案内
メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。
メルマガ登録- 12/07 “負動産”問題をどうする? 「所有者不明土地管理制度」の基礎知識と活用事例 【専門弁護士が解説】
- 12/07 オルタナティブ不動産投資の最前線 「豪州パブ(複合型ホテル)投資戦略」
- 12/07 一級建築士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、相続専門税理士 4つの視点による「相続税土地評価」と相続対策の進め方
- 12/09 「資産は借りて増やせ!」 3年間で延べ1,500社以上を担当した元銀行トップセールス社長が語る “新規事業×融資活用”で資産を増やすレバレッジ経営戦略
- 12/09 トランプ関税、新興国市場への格上げ…どうなる? 「ベトナム株」の展望<2026年最新版>
- 12/10 プライベートアセット、ヘッジファンド、コモディティ… 世界の富裕層が「オルタナティブ投資」を活用する理由
- 12/10 インドネシア「バリ島」で不動産を持つ! 日本⇔バリ島“デュアルライフ”の進め方
- 12/11 企業オーナー・医療法人のための 事業と個人の安心を守る「グローバル資産戦略」
- 12/13 「京都の町家」投資の魅力
- 12/14 “物価高”“金利上昇”が不動産投資に与える影響 元メガバンカー×不動産鑑定士が多角的考察
- 会員向けセミナーの一覧