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3つの要素は効率よく身に付けよう
基礎技術、スピード、教わる力を最速で身につけるには工夫がいります。
私の会社では、未経験で採用したプログラマーたちを最短最速でプロジェクトに送り出すため、独自の新入社員研修を開発し、実践してきました。これは、基礎技術を中心に、3つの要素を効率よく身につけるためのものです。3カ月の研修を経れば、未経験者でも一人前のプログラマーとして活躍できるようになります。
研修の特徴の1つは、短期間での資格取得を実現していることです。通常未経験者が独学で勉強すると半年以上かかるとされるJavaSilverというプログラミング中級者向け資格を1カ月で取得し、インプットにかかる時間を大幅に短縮しています。そして資格取得後は、徹底的なアウトプットにより、知識を実践で活かせるレベルまで深め、基礎技術として身につけられるようにしています。
そしてもう1つの特徴は、未経験者でも3カ月の研修後、実際のプロジェクトに参加させることです。普通この段階だと一人では仕事になりませんが、私の会社では多くの未経験者がいきなり一人でプロジェクトに参加しています。それは研修によって一人でもそれなりに仕事ができるレベルになっているからです。通常未経験者はお断りのプロジェクトに、研修終了後すぐに投入される人数もかなり多いです。これは、今までの研修修了者がきちんと結果を残してくれているからだと思います。
早い段階から一人でプロジェクトに参加したほうが実務での経験値が溜まりスキルが伸びるというだけでなく、スピードを身につけてもらうためにも重要な取り組みの一つです。
クライアントからは「スカイリーフさんの新卒の子は、ほかの会社の1、2年目の人より仕事ができますね」と評価されることがあります。これは研修でしっかりと3つの要素を身につけているからこその実力です。
今までに教えてきた研修生の数は10年間で250人以上。この研修は、新入社員だけでなく外部の人も受けられるようにしており、社内外でたいへん好評を博しています。
本書ではこの新入社員研修の内容を凝縮し、3つの要素を効率よく身につけられる手法を紹介しています。これからプログラマーを目指す未経験者が、どのように学び、どのように仕事に取り組めば、最速でプログラマーとなり、一人前として仕事ができるようになるのかの道筋を示しています。なるべく難しい専門用語は使わないようにし、理解しやすい言葉で伝えるよう心がけています。
プログラマーになったあと、最初の3年間は誰でも一人前とはいえません。しかし、この期間の過ごし方で、その後の成長スピードや到達できるレベルが大きく変わってきます。3年間でどれだけ成長できるかが、10年、20年先を左右するといっても過言ではありません。ぜひ最初の3年間をおろそかにせず、スタートダッシュを切ってもらえたらと思います。
またこれから先を読むにあたっては、何事も「やると決める」ことを徹底してください。未経験者が最速でプログラマーになるには、自分で決めて実行する力が非常に重要です。「やろうと思えばできる」ではなく「やると決めたからやる」という強い意志です。
例えば「新しい言語を学ぶ」と決めたら、毎日時間をつくって勉強する。「1カ月で資格を取得すると決める」など、その時その時で重要なことを決め、必ず実行すると心に誓うのです。自分で決めた目標を確実に実行する習慣をつけることが大切です。
勝山 祐督
スカイリーフ株式会社
代表取締役
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